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Genemetry ALCOHOL遺伝子検査

1.Genemetry

ジーキューブ社が提供するサービス「Genemetry」は、アルコール代謝関連の遺伝子 ADH1BALDH2 の型を測定し、アルコール代謝を調べます。Amazon3,000円 で購入できる。

2.使い方

キットは写真の下部に移っている箱で送られてきます。側面には使用期限が記載されている。
箱を開封すると、検査IDが書かれたカード、使い方説明書、検体採取具、送付用封筒が出てくる。

キットの構成

QRコードを読み取り、専用ページにアクセスすると申し込み書兼同意書が表示される。内容をよく読んで同意し、手続きを進めていく。アンケート(年齢、飲酒習慣、居住地など)と、受診者の個人情報(住所、氏名、電話番号など)を登録する。

同意説明書

続けて検体を採取する。マニュアルどおり、左右の頬の内側を10回ずつこする。特に難しいことはない。キャップを閉め、専用の封筒に入れて送付すれば作業は終了となる。なお、検体到着や検査完了の連絡は来ない。少し不安なまま、1~2週間待つことになる。同意書の最後に「検体送付後に1か月以上経っても結果が表示されない場合はメールで問い合わせてください」と記載されているので、万が一該当する場合は連絡すると良い。

専用の綿棒

3.検査結果

測定結果には、アルコール代謝関連の遺伝子であるADH1BALDH2、それぞれの遺伝子型が表示さる。筆者の場合、どちらも活性型となっていた。自分の飲酒経験と照らし合わせても違和感はない。参考文献も充実しており、きちんと開発が進められてきたことがうかがえる。

筆者の測定結果
参考文献
遺伝子型と飲酒習慣、アルコール依存症の関連性に関連する文献がリストアップされている。
文献1、7、9は誰でも全文を閲覧できる。また、文献4では食道がんとの関連性が報告されている。

4.まとめ

アルコール代謝に関連する二つの遺伝子型のみではあるが、安価に測定できた。検体採取から送付、結果の閲覧も特に問題になることなく、スムーズに結果を得ることができた。


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