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第22号 朝日杯フューチュリティステークス|息切れ必至の展開で舞台万全

はじめに

  
 皆さんこんにちは。競馬村報クリエイター村長です。

 今週はG1朝日杯フューチュリティステークス』が開催されます。今年は『阪神ジュベナイルフィリーズ』同様、京都競馬場に舞台を移し、2歳馬たちがマイル王の座を争います。
 開催の進んだ現在の京都は、例年の阪神開催とは馬場コンディションが異なるため、求められる資質も例年とは異なる点には注意が必要です。そこで今回は タフな舞台での好走歴 に注目しつつ、予想を進めていきます。
 

前号回顧



 まずは前号『阪神ジュベナイルフィリーズ』の閲覧ならびに高評価ありがとうございました。おかげさまで競馬村報の秋G1シリーズでトップビューの記事となりました。

 予想としては、サムネイルの中距離的センスの文字通り、1,800m~が自己条件と評価していた馬が上位を席巻。隊列展開構成こそ大筋を捉えられていたものの、馬場適正の見立てが甘く完全無印決着となってしまいました。
 無論、この敗戦を糧に同舞台開催である『朝日杯フューチュリティステークス』で挽回します。今週こそ的中・勝利を掴んで見せますので、是非フォロー&高評価をヨロシクお願いします。
 


予想

 
 それでは早速、発表された枠順を踏まえて展開予想をしていきます。
 

(1)勢いの中で伺いながら

 
 まずは隊列の先頭を担う ハナ を行く馬を予想していきましょう。

 今回の出走メンバーの中でハナでの競馬に好走歴を持つのは ⑥アルレッキーノ ⑦クラスペディア ⑨エルムラント ⑯タイセイカレント の4頭。
 これらのうち前走内容短距離実績を鑑みると ⑦クラスペディア ハナ候補として最も妥当と言えるでしょう。ただ直近2走の内容を見ると鞍上の小崎騎手控る競馬をしたいように映ります。出脚がある分、先行位置は濃厚ですが、内の出方を伺うような格好になることも十分想定できます。

前走内容短距離実績を考慮してハナは ⑦クラスペディア と予想します。

(2)テンは構える程には流れずか

 
 ハナが決まったところで、次は隊列の全体像を予想していきます。

~逃げ~
 
内から好スタートの ②アドマイヤズーム が外の各馬の出を伺うところに ⑦クラスペディア が併せに行ってこの2頭が先頭。
 その後ろから⑨エルムラント ⑬エイシンワンド が続いて3番手争いの一線。大外からは ⑮ドラゴンブースト も進出してココまで先頭集団。
 

✅今回は1枠発走の ②アドマイヤズーム の出方が展開のカギを握っていると見ています。戦歴2戦の内容からペースは落としたくないのではないと見ています。

 
~先団~
 
差の無いところ抑えて ⑥アルレッキーノ ⑩トータルクラリティ 、外からは ⑫パンジャタワー もココに加わって一団。この内には ①ダイシンラー が追走。
 これらを見る位置から ⑧アルテヴェローチェ ⑪ニタモノドウシ 、この圏内で ⑤コスモストーム も追走。
 

先団の有力各馬は軒並みスタートセンスに長けており、位置関係はやや出たなりな部分も。ただ ⑥アルレッキーノ ⑩トータルクラリティ 前進気勢の強さが見受けられるため、強引に抑えるポジショニングは想定し難いとして位置関係を予想しました。

 
~中団~
 
スタート後すぐに控えた ④ミュージアムマイル は中団から外へと切り替えしながら追走。この外に ⑯タイセイカレント は差しの構え。
 これらの圏内に ③ランスオブカオス ⑭テイクイットオール が追走という隊列を想定しています。

✅有力馬の一角である ④ミュージアムマイル スタートセンスが課題。加えて内枠ということもあり、中団以降の競馬を強いられるのではないでしょうか。

(3)600m通過タイム以上にタフに

 
 それでは最後にレース展開を予想していきます。

 今回は予想(1)で触れたようにハナ争いの激化に関してはやや懐疑的です。好スタート好ダッシュから ②アドマイヤズーム と ⑦クラスペディア の2頭が隊列から突出したところで、お見合いになるのではというのが村長の見解です。
 とは言え序盤2Fまでが速いことには変わりなく、3F目のラップが11秒後半程度で踏まれるのではないかという見立てです。
 そのため前半600m通過34秒半ば辺りに収まると見込みます。
 

前半600m通過34秒半ば付近で収まると見込んでいます。

 
 そして今回の展開予想の焦点となるのはレース後半だと考えています。
 
 先頭付近にポジションを取ると見ている ②アドマイヤズーム ですが、勝ち星のついている京都マイル内回りコース開催。現状の上り時計メンバーレベルも含め、前走同様の仕掛け方では足りないように思えます。
 そのため残り800m地点付近からのロングスパート勝負に持ち込むのではないかと見込んでいます。
 となると勝負所で求められる資質ロングスパートに耐えうる持久力がベースとなるでしょう。
 

レース後半残り800m地点付近からのロングスパートとなり、勝負所で求められる資質持久力がベースとなるでしょう。


結論

 
 それでは以上の予想を踏まえて『朝日杯フューチュリティステークス』の本命馬および対抗以下村長の買い目を決定したいと思います。
 

本命馬

 ◎⑧アルテヴェローチェ

本命馬短評

 
 今回『朝日杯フューチュリティステークス』の本命馬に選んだのは ⑧アルテヴェローチェ です。

 言いたいことは分かります。また性懲りもなく1番人気ベタ買いです、はい。ただ前走『サウジRC』のラップタイム的に展開利はあれど評価は妥当と映りますし、調教後の馬体重を見てもデキに不安は見当たりません。
 継続的にタイトなラップが刻まれるのであれば、必然的に33秒台の速い上りの決着は想定し難いので、現状 アルテヴェローチェ に残る上り面の懸念も軽微な要素として扱えます。
 今回はレースペースの把握に長けた武豊騎手が鞍上ということも加味して本命馬としました。

対抗以下

〇⑩トータルクラリティ
▲⑫パンジャタワー
▲⑯タイセイカレント
△②アドマイヤズーム
△④ミュージアムマイル
△⑪ニタモノドウシ

買い目構想

 本命馬ならびに対抗以下が出揃ったところで買い目の構想に移っていきましょう。

 今回の本命馬 ⑧アルテヴェローチェ のマークイメージは連対圏十分といったところ。枠順戦績から本命評価としたものの、▲評価までの馬に関しては実績自体は現状誤差の範囲にも思えます。
 また対抗評価 ⑩トータルクラリティ においても前進気勢の露見が無ければ勝ち負けを十分期待できる能力があると見ています。
 以上のことから勝負馬券は 【三連複(二頭軸ながし)】で ⑧ - ⑩ から▲~△の5頭にながして5点の購入とします。更に今回は軸馬券も【ワイド⑧ - ⑩ 1点で勝負とします。
  

軸馬券 
 
ワイド⑧ - ⑩ 
✅勝負馬券
 
三連複(二頭軸ながし)】 ⑧ - ⑩ - ▲~△


おわりに

 
 お疲れ様でした。『朝日杯フューチュリティステーク』の予想は以上となります。

 まぁ今回の決着は固いでしょう。いや ④ミュージアムマイル が人気している手前、着地点はやや荒れなのかもしれませんが。
 中距離的な資質を評価と言えども、マイルレースへの対応力は前提でしょう。その点を鑑みて ④ミュージアムマイル は今回抑えまでとしましたね。
 馬場状態次第では ⑥アルレッキーノ も一考の余地を残す能力だと評価はしています。ただ、”今は買いではない”と思い切って無印としました。
 
 さぁ、庭で華麗に踊ってください!レジェンドYUTAKA!
  

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 ココまでご精読ありがとうございました。
 
 それでは次号、2024年の集大成!夢駆ける師走のグランプリ有馬記念』でお会いしましょう!
 以上、競馬村報でした。おつそんちょー🍛🥤



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