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第24号 中山金杯|プレマークA版

はじめに

 
 明けましておめでとうございます。競馬村報クリエイター村長です。
 
 今週から2025年中央競馬がスタート。今年最初の競馬村報のタイトルを飾るレースは、新年恒例のハンデ重賞『中山金杯』です。

 ”一年の計は金杯にあり”という格言があるように、我々の今年一年の吉凶を占う一戦でもあります。的中という名の大吉を引き当て、是非とも一年を明るく見通したいものです。
 

前号回顧



 まずは前号『有馬記念』の閲覧ならびに高評価ありがとうございました。おかげさまで2024年競馬村報トップビューの記事となりました。
 
 予想においては、見込んだ通り本命馬 ①ダノンデサイル ハナへ。ただ番手追走の ⑤ベラジオオペラ のプレッシャーが想定以上強く、単騎逃げには持ち込めませんでした。
 先頭で迎えた4角、後半のタイトなラップを思えば手応えは十分に映りましたが、直線で後続の強襲に屈する形になりました。
 
 結果としては本命馬が3着好走と馬券のお役に立つことができ、無事に2024年の予想納めに間に合わせることができました。
 


 

全頭診断

 
 それでは早速、全頭診断へと移っていきましょう。

 年末開催を経て、Bコースにコース変更をした中山・芝2,000mを舞台に争われる一戦。ハンデ戦ともあり、出走馬の来歴は様々。
 今回のプレマークA版では登録馬24頭のうち賞金上位14頭の中から、前走がG1レース以外の9頭を評価していきたいと思います。

アドマイヤビルゴ

評価:C

性齢:牡7 斤量:57㎏ 脚質:持続力タイプ 
-短評-
 2年前の『カシオペアS』以降はハンデに恵まれない部分もあり成績が振っていない。前走の『アルゼンチン共和国杯』ではポジションこそ確保できたものの、展開に恵まれず15着とブービー。
 前走に引き続き57㎏のハンデで出走できる点は好材料ではあるものの、距離短縮により時計面等の課題も浮き彫りになる印象を受ける。

エアファンディタ

評価:C+

性齢:牡7 斤量57.5㎏ 脚質:瞬発力タイプ
-短評-
 前走の『チャレンジC』は1,000m通過58.4秒の展開が好走を後押ししたのは否めない。それでも続く4着に3馬身差の結果は評価できる。
 今回は57.5㎏のハンデを背負うものの、戦歴を見る限り斤量面での懸念は小さい印象。右回りコース自体も相性は良く映るため、展開が向けば一幕見せ場があっても。

カレンシュトラウス

評価:D

性齢:牡8 斤量54㎏ 脚質:瞬発力タイプ
-短評-
 前走の『カシオペアS』では1,000m通過58.0秒と後方勢にもチャンスのある展開。にもかかわらず、中団後方から脚色平凡に13着は評価し難い。
 昨春の『メイS』では55㎏の好ハンデで5着と見映えする結果ながらも、その実は内前決着のレース。今回の54㎏のハンデは魅力ではあるも、近走内容からは一変のイメージは湧かない。 

ジェイパームス

評価:C

性齢:セ7 斤量:56㎏ 脚質:瞬発力タイプ
-短評-
 前走の『中日新聞杯』が去勢手術を明けて2戦目。直線の脚色に加え、8着と見映えこそしないものの走破時計は上昇を見せている。
 ただ好走歴が極端に『東京コース』に偏っている点は看過し難く、2,000mという距離も若干疑問。課題の多い一戦という印象を受ける。

ショウナンアデイブ

評価:C+  今回の注目馬!

性齢:牡5 斤量:55㎏ 脚質:持続力タイプ
-短評-
 前走『修学院S』では1,000m通過58.8秒のテンの速い展開を離れた3番手で追走。後半のスパート勝負を押し切ってクビ差を勝利。
 ただ前走は上りの掛かる展開×馬場での、比較的先行勢に利のあるレースであった点は考慮すべき。それでも55㎏のハンデと同様の展開が想定される『中山コース』で残り目があっても。


ボーンディスウェイ

評価:B

性齢:牡5 斤量:57㎏ 脚質:持続力タイプ
-短評-
 前走『オクトーバーS』では若干競り合いながらの先行3番手。1,000m通過58.3秒の縦長展開を早め先頭から押し切って勝利。
 昨年の『中山金杯』では55㎏の好ハンデの中、僅差の4着。今年は57㎏と2㎏増のハンデを背負う分、展開・仕掛けのタイミングで明暗がハッキリと別れるだろう。

パラレルビジョン

評価:B

性齢:牡5 斤量:58㎏ 脚質:持続力タイプ
-短評-
 前走『富士S』では好スタートを切るも大外枠が祟って外々の追走。ただそれを加味しても直線の伸び脚は物足りない印象を受けた。
 昨年の『ダービー卿CT』での勝利以降は相手レベルの上昇こそあれど、見映えのしない成績。『中山コース』は戦績的に相性は良く映るため、久々の距離とハンデを克服できれば近走以上の走りがあっても。

ラーグルフ

評価:C

性齢:牡5 斤量:57.5㎏ 脚質:持続力タイプ
-短評-
 前走『チャレンジC』は大外枠も響いて後方からの競馬。3角・4角中間で進出を試みるも、外に振られてロスを食う格好で伸びを欠いて10着。
 一昨年『中山記念』2着以降は見映えのしない成績。ただ今回は相対的にメンバーレベルが落ちる一戦となる。57.5㎏を背負ってどこまでやれるか。

リカンカブール

評価:B

性齢:牡6 斤量:58.0㎏ 脚質:持続力タイプ
-短評-
 前走『オールカマー』では大外枠も好スタートを促して2番手。1,000m通過61.0秒のスロー展開を僅差3着に残した。
 ただ前走は内前有利の馬場を加味しても、逃げ馬を捉え切れなかった点は疑問。昨年からハンデは2㎏増。内枠から内々をロスなく立ち回る等、好走には注文付きそうだ。

おわりに

 
 お疲れ様でした。『中山金杯プレマークA版は以上になります。

 今年も金杯リピーターがチラホラ見受けられますが、基本的に前回以上のハンデを背負っています。そのため前回出走時の着順を鵜吞みにせず、直近のレース内容を踏まえて評価をしていきたいところです。
  

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 最後までご覧いただきありがとうございました。

 次回『中山金杯プレマークB版1月3日(金)の投稿を予定しています。それではまたお会いしましょう。
 以上、競馬村報でした!

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