みる研参加記録 「豆電球、点けてみる?」
今回は、Tsukuba Place Lebで、ゆーみるしーさんのやってみる研究室の「豆電球、点けてみる?」に参加しました。一人1,500円で母親と二人で参加しました。
〈実験内容〉
・チェッカーの組み立て(実験キット)
・電気を通すものと、通さないものの実験
・温度で電気の通りやすさが変わるかどうかの実験
チェッカーを使って豆電球に明かりがつくか、つかないかを調べました。
〈チェッカーの組み立て〉
電池ボックス×1、豆電球×1、ソケット×1、スイッチ台×1、テスター①×1、テスター②×1、銅線×1、を組み立てて、作りました。
組み立て中の写真は撮れませんでした(-.-;)
完成品はこんな感じです。
これを使って実験しました。
〈電気を通すものと、通さないもの〉
今回は、身近にあるものに電気が通るか通らないかを調べて表にまとめました。
表はこんな感じです。
○が電気を通すもの、×が電気を通さないものです。
実験中の様子です。
この結果を見ると、金属は電気を通すということがわかります。
*ちなみ黒鉛は、共有結合の中でも例外で、電気を通します。
金属が電気を通す理由は、自由電子が自由に動き回ることで電荷が運ばれ電気が流れやすくなるためです。
*自由電子とは、金属単体で価電子が各原子に固定されずに他の原子の電子殻を自由に移動できる電子を指します。
〈温度で電流の通りやすさに変化があるか〉
この実験では、コイルを熱湯につけたものと、氷に塩を混ぜたものにコイルをつけて、どういう差が出るかを調べました。
上がお湯につけたもので、下が氷につけたものです。
結果は、よく見ると氷につけた方が少し明るく光っているため、金属は、冷やすと電気抵抗が減るということがわかりました。
調べたところ、原子の熱による振動が減るため、電子が動きやすくなるらしいです。
ちなみに、教室で見せてもらった動画では液体窒素に銅線、半導体、超伝導物質(ニオブ製)をつけて、電球がどの程度光るのかという実験をやっていました。
銅線は少し明るくなり、半導体は冷やすとつかなくなること、超伝導物質は激しく光るということがわかりました。
今回の教室の感想は、小学生ぶりにものに電気を通す実験をやって新鮮で楽しかったことと、私も大人対象に科学系の体験教室をやっているので、実験キットを使うのもアリだと感じました。
そして、改めて金属の性質を学ぼうと思いました。ゆーみるしーさんの教室では、子どもたちが実験に集中出来ていて、それでいて楽しく他の子と話すことの出来るいい環境でしたので、自分の教室でもそういう環境を作りたいと、思いました。ありがとうございました♪
9/24にTsukuba Place Labで企画をやります。ぜひ来てください。現在、申し込み者2名です。