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離婚時の決め事

3人の子供がいる。今はもう3人とも社会人となった。離婚したのは今から4年前。一番下の次男が20歳になる時に正式に離婚届を出した。
元夫と離婚したのは縁を切りたかったからである。
本当にただそれだけだった。
縁が繋がっていて、元夫と関わりを持たなければならないことに限界でした。
本当にシンプルに赤の他人になりたかった。何の縁もゆかりもない関係になりたかった
それだけがのぞみでした。
生活がどんなに苦しくなろうとも生活保護を受けるような状態になろうとも、もう1日だって縁がある人間関係でいたくなかったのです。
我慢して、我慢して、波風を立てないように立てないように生活していました。それ以外の選択肢がないと思っていたからです。誰にも相談できませんでした。なぜできなかったかといえば、やはり我慢するしかないのだと思い込んでいたからです。
離婚の原因は、私自身の思考習慣にあった。

元夫は発達障害である自閉症スペクトラムである。
娘が大学のカウンセラーに相談したときはじめて聞いたことだった。
それまでそんな発達障害がある事自体しらなかった。

そして元夫が自閉症スペクトラムなのだと聞いたとき私は嬉しかった。涙が出た。
「そうだったんだ。」
涙が流れた。
元夫とのおかしな関わりに苦しんでいたのだ。
なぜ心が通わないのか
なぜそんな発言になるのか?
なぜ人の気持ちを察することがないのか?
わからない事ばかりだった。
自分の何が悪いのか?
我慢がまだまだ足りないのか?
結局自分を責めるしかなかった。
せめてせめて、自分の気持ちをごまかして、人前でなにもないふりをして、辛いことを吐露することができなくて
見栄を張って
見栄を張って
見栄を張った
こんな思考習慣を持って生きていたら、苦しいのは当たり前だった。

自閉症スペクトラムを知ったときの涙は嬉し涙だった。
元夫は悪者なんかじゃなかったんだ
発達障害を持っていただけなんだと
嬉しくて
嬉しくて
泣き崩れた

それから3年もう少し頑張ろうと思った。
まだまだ頑張れると
頑張りが足りなかったかもしれないと


しかし結局離婚することになった
それはもう勢いだったと思う
美味いことごまかしながら、頑張れたが、もう限界でもあった。
今では勢いつけて離婚できたことは本当に良かったと思っている

あの頃もっともっと早くから
私の思考に他の選択肢もあるのではないかと。
私が考えられたなら、誰かに相談ができたはず。
その時の私は他に選択肢など考えられない小さな小さな小さな世界に生きていた。

離婚の原因は私の身につけていた私の思考習慣なのだ。

あの時自分をごまかさず、目の前の問題にきちんと対処できる強い意志や賢さや気持ちの強さを持っていたら、離婚をしてもしなかったとしてもあの頃の自分の思考習慣から卒業し、自分の足で前に進む思考習慣を獲得していたのだと思います

未だに相変わらず、あの頃の思考習慣を引きずっている自分に気づく。

元夫は離婚の時の約束に子供への教育費等を私に支払うことになっている
すでに払い終わっているはずなのですが、元夫からは何度も何度も分割の要求がされ、そのたびに弁護士を通して元夫の要求をのんできた。

それこそ何度も何度も入金指定日に入金してこないことがあった。
その度ごとに元夫の関わりが、何より耐えがたい。
私にとってお金のことで関わりを持つことが何より苦しく、何度もお金はもうもらわなくていいと思ったことか。
その度に私の権利があるお金を諦める必要はなく、たとえ関わりが何年か延びたとしても、約束したお金をきちんと私に対して支払ってもらうことを、自分の受けるべき権利と自信を持って主張すべきだと考え直しました。

それが自分のために自分の思考習慣を変えていく大事なことだと思っている。

そして今月また元夫からの入金がなかった。その通帳を見ることは私に大きなストレスを与える。
また元夫と関わらなければならないのだ。
前回未納だった時に、私の弁護士には次未納にした場合、裁判をすることを伝えてもらいました。
私が辛いことを辛いのだと、きちんと自己主張することが私にとって今こそしなければならないことだと思っている。
約束したお金をもらうことは、私がきちんと主張しなければならないことなのだと思っている。

元夫ともう関わることが何より耐え難くストレスだからと言って自己主張をしないことは、お金を受け取らないことよりもやるべきではない。

私はこれから変わり成長し、残りの人生を自分の足で幸せに生きなければいけない。
自分が自分で自分を幸せにする。
自分をごまかすのは自分を不幸にしている。
自分の権利を大きな声で主張しないのは
間違いなく自分を自分で幸せにできない。

私はこの後の人生は自分を自分で幸せにしなければいけない
誰かに幸せにしてもらうのではない。
何より自分がまず自分を一番に幸せにしてあげる。
その思考習慣を残りの人生でしっかり身につけていきていきたい。


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