【⚠️ネタバレ注意⚠️】機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- 感想をザザッと
ガンダム最新作見てきました。情報量というか考えたい事が多かったのでザザッと文章にして整理します。半分自分用なので間違い等はあしからず。全体感想としてはとても面白かったです。楽しめました！
以下ネタバレ注意⚠️
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1.時系列
まずシャアの鹵獲したガンダムは地球に降りていない？と考えられる。その為ガルマを殺すことも無ければアルテイシアにも出会わず、ズゴックにも乗らずで結構淡白な人生を送ったということになる。悲しい。ジャブローは、連邦がガンダムの戦闘データを参考にジムを作れないのでイグルー2の1話みたいな状況が続いちゃったのではないだろうか。水泳部大勝利！独立の未来へレディゴー！それはさておきソロモン奪取からのア・バオア・クーの流れは変わっていないので連邦は割と頑張っている。連邦の数のパワーVS性能+パイロット熟練度のつよつよスペックになった赤いガンダムなので連邦が普通にボコボコとも取れるが。そして残念だがガトーの帰る場所はどこかへ行ってしまった。そして時は流れU.C.0085。サイド6のガキ共が平和ボケしてるのは相変わらずとして、ジオン軍警察やシャリア・ブルが普通にガンガン入っていくのは大丈夫なのか？サイド6がジオン下に置かれたのだろうか。中立だったはずだが5年空いているので勝ち馬に乗る感じで多少仲良くなったのかもしれない。
2.MS､MAについて
まずデザインだが凄いことになっていた。ザクは足の太さがつま先に行くにつれ細くなっていたがモノアイと動力パイプでギリギリザクに見えている感じであった。ガンダムは言うまでもなく原型を留めていない。口元にあるあの発光体はカメラなのか？ちょっとカッコよくは見えない。あのデザインでBGM、SE、構図全て1stのセルフパロディ、しかもシャア搭乗でやるのだから原作レイプ感が凄まじい。その後プロトタイプガンダムのジム顔みたいな奴が出てくるがあいつの詳細が気になる。シャアもよくわからん呼び方してたので。次に地上の描写が消えてしまったのでジオンのMS開発がどのくらい進んでいるのかが分からず、気になる点である。劇中ではシャアが新型の開発を取り消してガンダムに注力するような指示を出していた。何らかのジオンMSがペーパープランになってしまったのだろうか。時期から考えるとゲルググ辺りか？ア・バオア・クーではリック・ドムの姿が見えなかったのでそれかもしれない。次に連邦にガンダムが無くても終戦日が変わらなかったのは意外だった。見た感じ奪取したソロモンが連邦の最後の砦っぽい雰囲気なので地球の連邦軍は負けたんだろう。しかしV作戦は失敗したとはいえプロトタイプガンダム的なのが出てきたし、ジムの開発は進められていたはず。ガンダム含めたホワイトベース隊がそこまで戦況を大きく動かしたとも考えにくい。たまたまシャアが上手くいったようにたまたまジオンも勢いづけたと考えるのが1番自然なのだろうか…
3.ザビ家の連中
まずガルマ、戦線を抜けたとか言っていたが負傷でもしたのだろうか。ザビ家の跡継ぎの可能性を死なす訳にはいかないので戦線を下げられたのだろうか。
次にドズル、まさかのナレ死。嘘でしょ？流石にビグザムに乗っててやられるとは流石に思えないのだがビグザムが量産されていたのでどこかで試作機が戦果を挙げていると考えるのが普通である。単にドズルじゃない奴がルナツーとかで無双してたのだろうか。そして3機の量産を可能にしている時点でジオンの懐がかなり暖かくなっていると感じた。ガンダム奪取のおかげで変なMAとかを作らなかったルートに多少なっているのは影響しているだろうが、おそらく月周辺は資源がたっぷり揃っていたはずなのでそこを降伏させたことで余裕が出来たのではないかと考えられる。他にもキシリアは多分結構偉い位置に行き、ギレンも独裁ができる確実な権力を手にしたと考えられるが、ここで気になるのはデギン公王である。彼は生きているのであろうか。シャリアブルが結構早めに木星から呼ばれた事を考えるとシャアとの密会はソロモン陥没前？と思われるのでデギンの安否の参考にあまりならない。もし1st同様ソーラレイでデギンが死んでいればキシリアはア・バオア・クーでギレンを撃ち殺そうとするはず。しかしキシリアはグラナダで指揮をとっている。デギンが殺されなかったから…？と思いきやソロモンをぶつける際の連邦軍最高司令官ぽい位置にワッケインが就いていたのでレビル将軍は死んでいる可能性の方が高い。連邦拠点がソロモンのみというクルーの発言も考えると後ろによりデカい戦艦がいるとも考えにくいので、やはりワッケインがあの時点で1番偉いのだろう。となると普通にソーラレイで2人とも吹き飛んでいることに矛盾が無くなる。レビルはTVシリーズでは最初ジャブローにいたので普通にジャブロー攻略の時点で殺された可能性もあるが、だとすれば終戦がもっと早まってもいいはずだ。デギンは一体どこへ…？
4.ホワイトベースクルーについて
木馬まで奪われてしまったのでホワイトベースのクルー達の安否も気になるところである。大多数のメンバーは普通に避難したままサイド7に残ったのではないだろうか。穴も空いていないのでコロニーから出る必要が無い。大して大規模戦闘でも無かったように見えるのでアムロ他は戦闘に出ることなく終戦を迎えたと考えられる。しかし気になるのが二人いる。一人はセイラ・マス。彼女は今回ア・バオア・クーにMSで出撃している。尚且つそこそこエースと思われる描写がされていたのでどこかで連邦軍に出兵していることになる。一体どういうルートでそうなったのだろうか？考えるなら兄を探すため志願兵として参加したとかであろうか。これについては結構謎である。その後瓦礫に埋もれ、ゼクノバで機体諸共行方不明になっている。ニュータイプの素養はあったがあの爆発で命を落としたのか、もしくは瓦礫に埋もれた時点で無事ではないか、はたまた兄と同じように刻が見えたのか… そしてもう1人はブライト・ノア。彼のみが正規の連邦軍であり、ホワイトベースにクルーとして乗り込んでいたのだがシャアにホワイトベースが鹵獲された際、彼はどうなってしまったのか。ブリッジにはいなかった為、あの後シャアによって追い出されたと見るべきだろう。殺されたとかはないと思うが軍法会議にかけられているのか…彼の安否も気になる。
5.マチュ達
比較的平和なサイド6でも拾ったMSを使ってジャンク屋が非合法な賭け事としてクランバトルを行っているあたり、生活貧困者が割といる感じのそこそこ治安悪い社会環境に思える。塾までいけてるマチュはかなりの上流階級家庭なんじゃないか？ニャアンは届け屋との事だが割とヘマしてるので仕事は始めたてなのだろうか。不法移民ってことは地球生まれ？かもしれない。シュウジも謎しかないキャラとなっており、赤いガンダムはどこで手に入れたのか、壁に落書きをするのはなぜか、頭のロボットはなんなのか。秘密の多い奴となっている。最初のGQuuuuuuXとの戦闘はいい感じに強かったのに2戦目のクラバでは割と押されていたので強いのか弱いのかもわからない、パイロット技術まで謎だ。マチュは良くも悪くもいい性格してると思うのでじゃんじゃん人と喧嘩してほしい。そして敗北と知り合いが死ぬ恐怖も経験してほしい。新兵のよくかかる病気でそこそこの話数かけてメソメソしてほしい。その方が面白いから。
6.戦闘シーンについて
概ね良かったがハッタリを効かせているというか、戦闘はサックリしていたと感じた。一人称視点でマシンガンを乱射する画が印象に残っているが、マチュは倒し方も一発逆転的な感じが殆どだったのであまり印象に残らない。しかしヒートホーク軌道予想は中々面白い戦法と感じた。NT的ド根性でなんか勝てたではなく、戦闘テクニックを魅せる倒し方を今後するともっと好きになれる。
7.この作品の縦軸
このGQuuuuuuXという作品の着地点がなんとも掴めないのは意図的だろうか。主人公が今回戦いに赴いた理由も最初は「街をめちゃくちゃにするアイツらをやっつける」だったが2度目は「シュウジの分の報酬資金を稼ぐためと、もう一度あのキラキラな景色を見たいため」なので割と考えなしに動くタイプと考えられる。今後どのように戦いに赴くのだろうか。覚悟がイマイチ薄いように感じるので何かのキッカケで心が不安定になりそうだ。そもそも第一話というのもあるがマチュ達が何を成し遂げなければならないのか、その縦軸が全く見えないのだ。シャリア隊もGQuuuuuuXを回収すれば目的はシャアの行方のみになるが、マチュ達が絡めないので作品を引っ張るには弱い。言ってしまえば何と何が戦っているのかわからないのである。地上波放送では何クール割くのかにもよるが恐らく分割2クールであろう。スケールを大きく出来ないのも充分分かるが対立構造が見えてこないので展開が予想しにくいのだ。一体どのように物語が進んでいくのか…
8.好き勝手予想する
この僅かな情報で今後の展開を無理やり予想してみる。賞金で仲間からそこそこの信頼を得たマチュはその後も出入りを増やすが、クラバを見ていたシャリア・ブルがマチュに接触。何だかんだあってサイド6が軍警察に強襲され壁に穴が空くかなんかでマチュ達はシャリア・ブルの船に乗ることになり、逃亡しながら戦闘を繰り返す。しかしNTとしての能力も強くなり始め、敵を倒した時に重度の嫌悪感も催すようになっていき…といった感じだろうか。敵はザビ家が残っているのでそいつらを叩くとかで良いのではなかろうか｡(適当) 5年温めたことで完成したパーフェクトジオングに乗り込むギレンがラスボスとかだったら面白そうじゃね。ズムシティ公王庁が超巨大MAとなって立ちはだかるとか…ってこれほぼネオジオングか。後ニュータイプ論は今までにない方向性のアプローチが良いと個人的に願っている。このままだとキラキラ超パワーのいわゆるユニコーン的展開にしか行かない気がする。それでも悪くは無いのだが意外性に欠けるので予想のつかない斜め上のNT論を期待している。アムロは無理に出さなくてもいいよ。最後に、出だしはワクワクしたし、キャラも戦闘も好きになれそうなので期待大。以上！