【一度使ったら戻れない】3000円の高級ノート ロイヒトトゥルム(LEUCHTTURM1917)は何がいいのか?
かれこれ3年で4冊目。
もうノートはこれ以外考えられないほど気に入っているノート。
その名を『ロイヒトトゥルム(LEUCHTTURM1917)』と言う。
が、値段は3000円する。
毎回、買おうとすると周囲にドン引きされる。
「え、ノートだよね、3000円?マジで買うの?」
そう、ただのノート。
今回はそんなロイヒトトゥルム(LEUCHTTURM1917)のノートの魅力を共有したい。
ノートに3000円だと?
小学校の頃はジャポニカの学習ノートを使っていた。
表紙に動物とか昆虫の写真が載っていて…200円くらいだったか。
#あれも良かったなぁ
高校生くらいからは『大学ノート』なるものを使っていて、
まとめ買いをすると1冊100円程度だったかな。
ノートは消耗品。
ノートの価格というと数百円のイメージで生きてきた。
高級ノートに出会うまでは。
モレスキンと違うのか?
高級ノートと言えば有名な「モレスキン」
ロイヒトトゥルムはモレスキンのノートと見た目はほぼ一緒。
むしろなぜこんなに有名なんだろうってくらい高級ノート界ではモレスキンの方が有名。
でもロイヒトトゥルムはモレスキンの完全上位互換。
ロイヒトトゥルム、ページ番号ふってある
モレスキンはイタリア製で、
ロイヒトトゥルムはドイツ製。
なんか国柄を感じるが、、、
ロイヒトトゥルムには最初の方に目次がついてる。
そんでもってさらにロイヒトトゥルムはページの隅にページ番号が記載されている!
(モレスキンには目次やページ番号が付いてない。イタリア感。)
これがちょっと嬉しい。
いや、ほとんど使わないんだけどさ!
なんか嬉しいじゃん、ページ番号あるとさ!
マジで裏移りしない
これがロイヒトトゥルムを選んでる理由の9割。
ほんとに裏移りしない。
筆者は万年筆を使っている。
万年筆と言ってもガチなやつじゃない。
ボールペンみたいにカチカチやるやつ。
※このキャップレス万年筆もすご~くよいのだけど長くなるのでまた次回に。
万年筆、一つだけ弱点がある。
それはインクの裏移りだ。
モレスキンはね~、
残念ながらめっちゃ裏移りします。。。
ガン萎えです。筆記の喜びを阻害されている感覚。
それがロイヒトトゥルムは全くと言っていいほどない!
インクをしっかり受け止めてくれる感じ。
これなら万年筆でガシガシ書き込んでもほとんど気にならない。
#『紙沼』からの卒業
#万年筆使わないならモレスキンでも全然OKと思う。
(補足)万年筆ユーザーは「坪量」に注目
「坪量」という概念をご存じだろうか。
単純に言えば、坪量(1m2あたりの重さ)が大きくなればなるほど、紙の厚みが増す。そして紙が厚くなればなるほど、インクが裏に抜けにくくなる。
例えば新聞紙は40g/m2、官製ハガキは210g/m2、水彩紙は200〜800g/m2。
※水彩画では水を使うため水彩紙は坪量が大きい。
日本の一般的なノートは坪量75g/m2程度が多いが、万年筆を使うなら80g/m2以上が望ましいところ。
で、その値はそれぞれこんな感じ。
モレスキン: 70g/m2
ロイヒトトゥルム : 80g/m2
ノートで「身銭を切る」メリット
心理学的に人は「得をしたい」ことよりも「損をしたくない」ことを気にして無意識的に行動すると言われている。
身銭を切ったことにより、
ここから「元を取らなければ損」という意識が働く。
そう、
書きたくなる。埋めたくなる。
勉強したくなる。アウトプットしたくなる。
筆者はまぁまぁの『メモ魔』となった。
※メモの持つ魔力については下記の書籍がおすすめである。
21世紀、人はストーリーに金を払う
100円で「ダイスキン」が手に入るこの時代、
モレスキンやロイヒトトゥルムを買うのは愚行(バカ)なのだろうか。
決してそうではない。
モレスキンやロイヒトトゥルムは
桁は違えど「ランボルギーニ」みたいなもんだ。
燃費がアホみたいに悪くて、しかも人を載せて移動するという役割においては他に安くて便利な選択肢はたくさんある。
ランボルギーニは、
「あえてランボルギーニを所有する」という『意味を売っている』。
世の中、安くて便利で役に立てばそれでいいかというと、なかなかそうではない。
私たちは「役に立つ」ではなく「意味がある」を買いたいのである。
#予想通りに不合理
いくら「ダイスキン」が安くて書きやすかったとしても,
「モレスキンやロイヒトトゥルムを持つ」という価値はやはり魅力なのである。
まとめ
高級ノートは気分をアゲてくれる。
よって自然とノートを開く頻度が増え、
結果的に生産性が高まる。
それにお気に入りのペンが組み合わされば、最強の生産性が手に入るだろう。
まあ、3000円でランボルギーニが手に入るのならお安くないですか??
最後までご覧いただきありがとうございました。
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