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カリスマが引っ張る組織ではなくビジョナリーな組織を作ろう

こんばんは。
今回は、以前少し紹介した「ビジョナリーカンパニー」という本から自分の印象に残ってる言葉を紹介します。

この本はビジョナリーな企業、すなわち時代を超えて存在し続ける企業の共通点を深堀った本になっています。企業はもちろん、部活をはじめとしたどんな組織においても活かせることがたくさんある本なのでおすすめです。

時を刻むのではなく時計を作ろう

この本の一節を紹介します。

すばらしいアイデアを持っていたり、すばらしいビジョンを持ったカリスマ的指導者であるのは、「時を告げること」であり、ひとりの指導者の時代をはるかに超えて、いくつもの商品のライフサイクルを通じて繁栄し続ける会社を築くのは、「時計をつくること」である。
〜中略〜
この章では、ビジョナリー・カンパニーの創業者が概して時を告げるタイプではなく、時計をつくるタイプであったことを明らかにしていく。こうした創業者にとってもっとも大切なのは、会社を築くこと、つまり、時を刻む時計をつくることであり、ビジョンのある商品アイデアで大ヒットを飛ばしたり、魅力ある商品のライフ・サイクルの成長カーブに乗って飛躍することではない。ビジョンを持って指導力を発揮する、カリスマ的指導者になることに全力を傾けるのではなく、建築家のようなやり方で、ビジョナリー・カンパニーになる組織を築くことに力を注ぐ。

ビジョナリー・カンパニー p54より

初めてこれを読んだときに衝撃が走ったのを覚えています。リーダーといえば、カリスマでないといけないとか素晴らしいアイデアを持ってないといけないとかそういうものだと考えていました。
でもそうではなかった。

大事なのは、この組織を自分のものとして考えず、自分がいなくなったとしても繁栄し続ける組織を作ること。
特に部活は毎年代替わりが行われます。年が始まるごとに中身がリセットされるようではビジョナリーな組織にはならないと思う。そんな組織を部活で作れれば最高だなと思います。

ぜひチームづくり、リーダーとしてのあるべき姿を考えるきっかけになれば幸いです。

明後日からインカレが開幕。できる準備を最大限、頑張ります!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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保坂拓哉
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