真面目なやつの地位は高くないけど僕は真面目なやつが大好きだから真面目なやつを応援したいと思った日
超能力とか霊的なものとかオーラとか。見える人がいるとして、僕ももしかしたらコレもひとつの能力なんじゃなかろうか、と思ったんですよね。
それは
会社を辞めようとしてる人がわかる能力。淀んだオーラ?ビンビン感じる。
今日は入社2年目本社採用のメガネ君と手洗い場ですれ違っただけなんだけど、ピンときたっていうか、顔合わせるの5回目とかなのに「会社辞めたいでしょ?」と話しかけてしまった。ビンビンきてたから。
メガネ君はビックリしてたけど、「え、俺言いましたっけ、実は今度上司に相談しようかと‥‥」
ほうらね。
具体的な内容はあまり話したくなさそうだったんだけど、どうやら周りの人間と上手くやれてないらしい。ミスも多いらしく、それは自分が悪いんですけどね。と漏らす。たぶん本音は色々不満があるのだろうに、だけど他人を悪く言わずに何度も自分が悪いと言っていた。
人を悪く言う愚痴と、自分を悪く言う愚痴とあるけど大体前者が多い。でも僕は後者のがすき。 真面目ってやつ。
社会では生きづらいタイプだと思うけど、たいへんだけどその真面目なまま強くなって頂きたいと期待をこめて、「自分のことくらい自分が認めてやらなきゃダメだよ」なんてクッサイセリフが口から出たところでべつの人が来たのでfin。
僕はかっこいい先輩を演じてメガネ君の肩をポンと叩いて消えた。
しかし本当にメガネ君のことを思うのならば伝えなければならないことはドンタコスに似た脇臭を抑えることであろう。
しかしこれは僕の仕事ではない、未だ見ぬ彼の彼女の仕事としてとっておこう。
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