強迫と私
「強迫性障害」ICD‐10
『強迫症状あるいは強迫行為、あるいはその両方が、少なくとも2週間連続してほとんど毎日存在し、生活する上での苦痛か妨げの原因でなければならない。』
強迫症状は具体的に手を洗うのを辞められないだとか確認行為(鍵をかけたかとか)が辞められないとか。
原因は特定されていないがストレス優位かもしれないらしい。
私は小学校高学年あたりから強迫が始まった。
思い当たる節がある。ここには書けないがある莫大なストレスが毎日溜まっていた。主に家庭環境。学校。次第にそのストレスは日常的になっていて、「ストレス」よりも「不快」という気分に置き換わった一種の感情になっていたのかと今は思うが。
【強迫の始まり】最初は本棚の本のズレが気になる→直す。祖母から言われた言葉「コンロの火はしゃがんで消えたか確認するんだよ。」
何度か確認する。
鍵をかけたあと何度もドアを引っ張る。(玄関の靴が揃ってないかも)もう一度ドアを開ける。鍵を閉める。また不安になる。
家を出るのに30分以上。人との約束の時間に遅れることもしばしば。
電車に乗る。降りる。また戻る。降りる。
駅のホーム。点字ブロックの突起の通り少しずつ歩く。視線が痛い。
辞めたい。辞めたい。辞めたい。あと1回。辞められなかった。
お菓子のゴミが捨てられなかったりもした。母親に精神科を勧められたが当時の私にとって精神科はドキュメンタリーで見る、刑務所のイメージ。拒否してやまなかった。
早く行って治療しておけばよかった。
【寛解をめざす】精神科を拒否するあまり「大丈夫」を積み重ねて寛解へ向かうよう頑張った。
【たとえば】家を出る時
①鍵閉めた。ドア引っ張った。大丈夫。
②靴?揃わなくたって良い。鍵開けようかな…
③いいや出発しよう。
④出発した。もう戻れない、遅いからね
みたいな感じで自分に言い聞かせた。今は寛解してるのかなとは思うけど昔の強迫を数値化すると10 今は3、4、5あたり
わかんないね。
書くことが思いつかない。また追記する。23.12/30