日常のぼやき
こんにちは。たけゆです。
私の好きな漫画の一つ『ミステリと言う勿れ』の中で出てくるエピソードの中に、痴漢の冤罪事件の話があります。(8巻に出てくる話です。)
その中の1コマです。
「冤罪事件が起きた時、最も迷惑を被って、最も傷つけられるのは、日常で痴漢にあっている方々だと思うんです。」
「冤罪の声が大きくなると、ほんとの痴漢の被害者が声をあげにくくなります。」
主人公の整くんの言葉が胸に刺さります。
わたしがどうして今この場面を思い浮かべたのか?
それは先日、朝の番組でパワハラの特集を見たからでした。
そこで出てきた言葉に「逆パワハラ」というワードがありました。
要は立場の低い人からの嫌がらせですね。
そういった場面は容易に想像できますし、実際あると思います。
ただ、いつもわたしが感じてしまうのは、当事者にしか本当のところは分からないってことです。
その人の立場や環境、人間関係、現場の空気感、見えないところの関係性が入り組んで、色んなことが起きているんだと思うからです。
この現場の空気感は本当に大きいですよね。どんなに正しいと思った行動も、その場にいるとできないことは多いです。
もちろんすべての人がそうというわけではないですが・・・。
「逆パワハラ」というワードが大きくなりすぎて、本当に悩んでいる人の足かせにならないといいなと思います。
わたしがどうしてパワハラというワードに引っかかったのか?
それは最近、元職場の同僚や上司と話したからでした。
とてもお世話になった上司がまさしくこの「逆パワハラ」に悩んでおり、胸が痛いです。
私はただ話を聞くことしかできませんが、早く環境が変わるといいなと願っています。
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