懐中電灯の照らす先に

飴をなめながら、ふと金平糖と鉛筆の先が浮かんだ。

尖っていたのも、自然と丸くなるなぁと。

とても当たり前なのだが、何冊か本を読んでから
最後にたどり着くのはいつもの本。

自分を知ろうとして、項目をチェクすればもはやさほどの点数の違いがなくなっていく。

自然界も物理的なのも、角がなくなってゆく。

人の心も。

なんかそれが優しさになって、ぶつかってもさほど痛くなくなる。

なんなら、降ってくるのも丸いし
星も丸い。

赤ペンだって、丸をつける文具に等しいし

重力の話しとは違うのだけれども

まるいって、なんだか安心する気がしたんだ。

許すとは、考えたりも読んだりでも身に付くけど
簡単に伝えるとしたら

丸くなればいい、なのかもしれない。

どうやって?どうしたら?と
沢山の疑問に色々と答えてきたけれど

なんか◎でいいんじゃない?
って答えちゃうかも。

そうしたら、○も✕もなくて
◎なの。
ちょっと可愛い感じもする。

ふとね、浮かびました。


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