記憶力を上げる復習法
今日お話するのは、
記憶力を上げる方法
です。
記憶力、と言うとちょっとちがうのかな。
少なくとも暗記した知識を定着させる割合を高めるという点ではかなり優れた方法だと思います。
「暗記力がない」とか「記憶力がない」とかって悩んでいるケースも多いのですが、
もちろんそんなものに先天的な要因はさほどなくて、単純にこれらの工夫をしていないだけだと思います。
で、今日紹介するそのやり方とはなにか。
A4 1枚寝る前チェック法
というものです。
やり方をまず説明しますね。
ルーズリーフなり白紙のA4用紙を1枚用意します。
それを勉強している時に常に傍らに置いておき、
分からなかった箇所や太字で強調されている箇所などを
その紙にピックアップしていきます。
これを科目関係なく全て1枚の紙に書いていきます。
1日にA4用紙の片面が一杯になるくらいが目安、とのことです。
そしてそれを寝る前に復習する、
それだけです。
シンプルですね。
で、なぜこれが有効なのか、記憶力アップに繋がるのか、という話ですが。
まず、
実際にやってみると、わかったつもりになっていることがいかに多いか、ということが分かる
ということですね。
まぁ人間の脳って忘れやすいので。
自分が思っているよりも遥かにすぐに知識は抜け落ちます。
し、その時はわかったつもりになっていたとしてもあとから振り返ると正確に把握できてなかった、ということもあるでしょう。
そういった意味でも「想起」の回数を増やすことにも繋がるので、復習の頻度アップにもなり、知識の定着に繋がるということです。
言い忘れてましたが、この「復習」の作業は、
1日に30分。
休日10時間くらい勉強した日には1時間はやってほしいとのことです。
個人的には「そこまで時間かけなくていいかな〜」と思うのと、
そこまで時間がかかっちゃうと習慣化もしにくいと思うので、最初は「10分」とかでも全然いいと思います。
完全にその日のうちに覚える必要はなくて、ぱぱっと見るだけでも一定効果はあるので。
数学の問題とかでも無理に解き直す必要は無いです。
解法を思い出す程度で大丈夫です。
そして、この方法が有効な理由2つ目。
寝る前は知識の定着率が上がる
ということです。
「寝る前は暗記系の勉強をするといいよ」みたいな話を聞いた事ありますかね?
要は、寝てる間に知識は短期記憶から長期記憶に移行していくので、寝る直前に仕入れた知識は優先的に長期記憶に移行してくれるってことですね。
だからこそこの方法は有効なんです。
その日学んだ内容の中で特に重要なところにスポットを当てて寝る前に復習するわけですから。
そして有効な理由3つ目。
モチベーションアップ。
これは副次的な効果ではありますが、
その日学んだ内容を一部ではありますがルーズリーフにまとめるという作業をすることで、
「今日一日でこんなにたくさんのことを勉強したんだ」
と成長を実感できるのでモチベーションに繋がるかなと。
これは実際にやってみないとなんとも言えないですが。
以上の理由から、かーなり有効な方法になるのでぜひ試してみてほしいですね。
では今日のワーク。
「A4用紙寝る前チェック法を実践してみる」です!
実践した写真とか上げてくれると他の人も参考になるので最高で〜す。
では!
ニューロン