2024年10月21日 あまりにもぽっかりと
いつもの通勤の道。
ほんとうに涼しくなった。
かってに目に入ってくる空の青さに、
「秋晴れだ」
なんて体感する。
気候がいいだけで、なんだか気持ちも軽やかな感じ。
でも、油断は禁物って言うでしょ。
かんたんに浮きだつこころを警戒して、平らな気分をこころがける。
ふと顔をあげた。
" ・・・ "
" ぽっかり "
" ぽっかり "
"・・・うん 、
ぽっかり、だなぁ"
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思いがけずおおきなしろい月と目が合った。
月の模様まで見える。
晴れていることをすごく感じていたから、月の存在が意外で、
そして大きくて、きれいで、
びっくりした。
「ぽっかり」って穴があいていることに使う言葉では、、、?
なんて反論の声が頭に浮かんだけど、
月をみた瞬間、感じたのは
「ぽっかり」だった。
" なーがれーるきーせつーのまんなーかでー"
かの有名な卒業ソングが頭の中を流れる。
中学生の時に「白い月」ということばに出会って、
自分がみていた景色に名前がついたような、そんな感覚がうれしかったな。
お仕事前だけど、いろんなことが浮かんでは流れる。
秋がきた。
気持ちがいいな。