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1月20日 映画エゴイスト松永大司監督ティーチイン付き試写会

僭越ながら質問をさせていただきました
ドキュメンタリーを得意とする松永大司監督の独特な映画の撮り方に興味を持ったのは、監督の作品の「トイレのピエタ」を観た時にものすごく心に様々なものが刺さったからかもしれません。

 松永監督は、映画を撮る事だけでなく、アート、音楽、様々なことにアンテナを張っていらっしゃるそうで(監督を知る方のお話)この映画の映像美、特に浩輔さんの衣裳や浩輔さんの部屋のインテリア、アートがスタイリッシュで洗練されているのも、おしゃれ番長とも言われるおしゃれな監督の、服装だけでない素敵な感性による所は大きいのでは、と思いました。

監督を目の前にして、そして大好きなLiLiCoさんも目の前にいらっしゃったので、思った以上に頭が真っ白になるくらい緊張して、そして「エゴイスト」への溢れる思いを止めるのに必死でしたが

 簡潔に聞けなくて、長くなり、申し訳ありませんでした。
聴きたいことがありすぎましたが

浩輔さんの部屋にある現代アート作品について、なぜ高山夏希先生の作品を選んだのか質問させていただきました(7年ぶりに松永監督から電話がかかってきたそうです。しかも明け方4時に。)
思い立って、すぐにお電話なさったのでしょうね。そういう情熱的な所も素敵だと思います。

ちなみに、高山夏希先生は作品創りのため、起きていらっしゃったそうです。

監督からのお話
浩輔の部屋に絵を飾ろう、と決めた時に
ゴッホなどの名画は、本物を飾ればコストもかかるし、レプリカを飾るのは違う、浩輔はレプリカを飾らないだろう、と。

著名な画家の名画ではなく、現代美術にしよう!と。(良い意味で)カオスな作風のアーティストはいないか考えた時に、高山夏希さんを思い出したそうです。
単純な絵ではなく、アクリル絵の具を注射器で絞り、色を重ね、それを彫刻刀やカッターで削る、そのような立体的なアートです。
結構大きな作品を高山夏希さんが創ったので、そのサイズのアートが飾れるという理由で、あの浩輔さんの部屋が撮影場所に選ばれたそうです。

 重量も重いので、特別に青い壁を作って、そこに飾られています
何度か観ている方、これから観る方、浩輔さんの部屋のアートの存在感にきっとお気づきになることと思います。

監督は熱心に、夏希先生のアトリエに3回ほどスタッフと共に通ってくださったそうです。

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