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ストレスと独り身とホテル暮らしとー シーズン拾弐【第5回・あたしメリーさん。今、ローカル線のトイレの中にいるの。しかも、回送なの……名古屋・下呂温泉・飛騨高山・富山市内・宇奈月温泉・氷見6泊7日の旅《河川環境楽園~下呂温泉郷》】


 岐阜の淡水魚の展示を通り抜けた先には……ガラッと雰囲気の変わった空間。

 世界レベルの淡水魚となると、やはり日本のとはサイズが違って大型化してる。妙に美しいエビ🦐がいた。

 怖ッ! なんという凶悪な面構え!

 ❝卵や稚魚を口の中で育てます❞……間違えて1,2匹は絶対食べちゃってると思う。

 なんたる迫力!! 巨大な水槽にそれぞれの魚が独特の存在感を主張し、実にゆったりと泳いでる。タイミングが良ければエサやりの様子を見ることができ、この日はアジを与えていた。グルメな連中である。

 それぞれの環境に適応した生存戦略の末に得た生態。なんとも面白い。でも、観察する私は迫り来る路線バスの時間にハラハラしてる💧

 中庭みたいなエリアもあり、子供達がエサやりをしたくて衝動が抑えられなくなる造り。

 全域を観れたかどうか不安だが、とりあえず出口付近まで到達。他の水族館より随分と控え目な種類のヌイグルミが並び、ランチ抜きの私を誘う旨そうなメニューを掲示したレストランが目の前に💦

 いつの日かもっと落ち着いて観て回ることを心に誓いつつ、大急ぎで岐阜駅に走りこむ。

 広々とした古めのプラットフォーム。平日の真昼間だから、人の数は少ない。

 『特急ひだ』に乗車。オレンジ色の椅子が奇麗。天井の造りと照明の感じが飛行機のそれに似てる。

 目的の駅まで約80分。乗客の半分以上が外国人観光客。写真には撮れてないが、国宝の『犬山城』や木曽川が窓から見れた。下呂市が近づくと、車内放送で岐阜の高校の英語研究部の生徒達が英語で紹介を始めた。私はアメリカ語が苦手過ぎる為……ちょっと何言ってるか分からない。(伝統工芸品とか自然環境とかの紹介)
 途中でオモシロ駅名を発見。真冬のこの時期には温かそう🤔

 14:30分頃、ついに『下呂』に到着。❝いつか私も、好きな人と来るのかな❞……これは温泉郷がカップル💑だらけというフラグか!?

 駅舎は思ってたよりこじんまりとしており、駅前ではどうしていいのか分からずオロオロしてる外国人多数。

 駅前の通りには古めかしい温泉郷特有の店舗が並び、安心できる雰囲気。

 下呂温泉郷に行くならこの『水明館』に泊まりたいと考えていたが、残念ながら御値段がちょいとキツかったので断念🤷‍♂️
 雰囲気の良い土産物屋はそこに建ってるだけで温泉郷散策の愉しみの一つとなる。山側の少し小高い所にも大きなホテルが見える。

 『下呂大橋』を渡って行く。かなり水位が浅い『飛騨川』が流れているのが見え、川沿いには多くの旅館とホテルが建ち並んでる。
 面白いのは、川のほとりに急に出現したような足湯があって、観光客と思しき数名が居た。

 下呂大橋を渡ってすぐ側にー

本日の愛人『小川屋』である💘


 今宵はここまで。
 次回に続くー



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