5.5thプロデューサーズカップ円香3位
はじめに
どうもstarlinです。
ついにやってきましたこの季節。
Pカップです。
今回は“手紙”が順位によって変わるということで
普段よりも意気込んで走ったプロデューサーたちもいるのではないでしょうか。
いつもより活気があったような気がして嬉しいですね。
さて私はというと、
私にとってシャニマスとの出会いの原点とも言える、
円香で走りました。
3.5thでは銀、4thでは金と、Pカップとしては、なかなかに苦い思い出が含むキャラクターです。
今回の結果というと…
3位!3位!色段!!!
まさかです。結構感極まっています。順位が確定した時は涙を浮かべてました。
悔しさをバネにここまで奔走しまくりひとつの結果として掴み取れました。
前回、前々回と編成を一新させて臨んだ今回のPカップ。
公開していきます。
編成改善に至った経緯
前回のPカップにて8位を取ったものの、編成に満足感がなかった。
道中で負け、歌姫1位殴りシンプル負け。
金バフが死バフとなっていることに着目し、コンセプトの大幅変更を模索した。
前回編成はこちら
・編成の大幅調整
まずはじめに考えたのは、ピトス軸の全体札編成。
全体札を取り入れる第一弾として取り組んだうちの一つです。
しかしながらLATEをはじめとするトワ果穂、キャメラ、さんならびと
Vi編成に欠かせないカードが不足していて、高倍率バフが取得困難が解消できず、
全体札の爽快感が得られることができなかったのが始まりです。
元々の編成に戻り色々考えた結果、あるバフに焦点を当てました。
トワコレ雛菜にはノクチル条件で発動する120%のバフを保有していること。
条件が緩いほか、発動確率、発動回数も文句なしでひとつの起点でした。
また、全体札を確保するためにビードロ夏葉の起用案を採用しました。
私にとって夏葉がサポートカードの中でもMVPと言える存在でした。夏葉に助けられすぎている…
高確率で3t−4t〆を実現した大きな功労者です。これがなければ色段ははっきり言って不可能だったかと思います。
っていう感じで構築したのがこちら。
・立ち回りの見直し
まずは、V3の打ち方です。
そもそも前回のPカップでは1tと2tに打つ、
演出カットを全く意識していない最悪の方法でした。
これをまずは矯正させました。
どう矯正させたかというと、
3ヶ月前からPカップ周回を想定したWING周回にて
2tと3tに打つ練習をただひたすらにやり続けて体に浸透させた。です。
あまりにもゴリ押しすぎるようなやり口なんですが本番ではしっかりとこの点をクリアしました。いまや、初ターンにV3打つとかキモいと思ってます。〈追記〉初ターンに打つのキモいとか言ってごめんなさい。
現環境は1t〆、2t〆がカードパワーによって実現できるようです。
それを終了日夜の雑談配信に知りました。
私がただの情報弱者でした。
さらに、編成を一新し、3t〆が基本となったため、V3を放ってから30秒以内に次のV3を打つタイミングになるケースが増えたことがきっかけでロックがかかるようになりました。
そこで、Pカップ御用達のV3タイマーを私も今回から導入しました。
皆さんどうやって使っているんだろうと調べたところ、
まさかの「PCを使いフットペダルを用意、V3を足で管理する。」でした。
私はそんなPCを持っているわけでもないし、
何よりも身体的に足で管理するのは困難でした。
なので、全部手でやりました()
右手で目押し、左手でV3打った瞬間、
横に置いたV3タイマースマホを即座にタップ!!
左手の仕事量がえげつないのなんの。
あとから筋肉痛きます。絶対に。
次、今回編成では要求されるSPが470と異常に多いです。
つまり、ただの雑誌連打ではなくなったことで注意点が増えるということでした。
基本的には、それぞれノクチルメンバーが持つユニマスを駆使して稼ぐことになるのですが、これが上振れ下振れの振れ幅がやばすぎました。
上手くいけば何も考えずに達成どころかオーバーキルみたいな数値になったのですが、そうじゃないときの不足の仕方が単純にオデに影響を及ぼしてしまう状況でした。
意識してノクチルについていくように、特に雛菜と透にはついていくようにしていました。それによってシーズン2にオデに行かされる羽目になることもありましたが、リスクと比較した時あまり大きな痛手にならないと考えていました。
訳あってドルロではなく、ギンコ円香を採用しています。
朝コミュはノーマルを叩いてPカードの持つコミュをカットさせるという必要もあり、実はオデより意識した雑誌連打の方が辛かったですね。朝コミュノマ選択のせいで283パスに入ってない弱者である私の持ち込みアイテムはまさかのメモ帳でした。
・オーディションの基本
まずなんですが、今回の編成、テンマス+を保有した小糸を採用しています。
それに伴ってオデ前の選択ではテンションの変動がない左を必ず押す必要があります。これは是が非でもやらないと毎回カットインが入るようになります。
殴りの考え方
基本的に火力が不足して負け。は歌姫以外ではなかったです。
なのでいかに審査員を早く退場させられるか、これに尽きます。
均等に殴っていきビードロで〆る、これが基本的な立ち回りでした。
この編成におけるバフは以下の通り
それぞれ発動条件は安易で発動確率も良い
札の切り順についても試行錯誤しながらでした。
リア回避によるバフ起動も見込める他にはないメリットがあるものの、
そもそもリア回避の確率は足し算ではなく掛け算で、
リア回避を2個付与させるのがあまり意味のない行為です。
そのうち、リア回避が残り続けるのは透札のみで、この札の打ちどころがバフ起動におけるキー札でした。
基本的には“DIVEIN!+>ギンコ>透”の優先順位で
〆になりえるターンにはビードロ。
初ターンからバフ鳴きした場合はビードロ即切り。
歌姫以外はこれで切り抜けます。
歌姫は不一致流行1位の時にバフが鳴かなくて火力不足になるケースがありました。
そんな時はギンコ札です。
透→ギンコの経由で確定50%バフがあります。
これだけを目当てとするとデメリットのように見えますが、
透切りは110%バフのトリガー、ギンコ通常も回避でバフ付与と
バフ起動のチャンス幅を大きく広げることができます。
これらバフ条件を全部すり抜けた時に負けます。たぶんそんなに負けない計算だと思っています。対面夏葉シルエットが目押しヘマしてれば勝てたりするので負け可能性は前回よりかなり絞れました。
ギンコ円香を採用した理由
決して、これが見たいがためではありません。
ちゃんと理由あります。
以下ご覧ください。
円香の札、どれが何倍なのかが、わざわざ札をタップしなくても視覚情報だけで
判別できます。私が今回重視したのは視覚です。
これによって札切りの瞬間判断力を高めていました。
ギンコ札を採用しない場合、DIVEIN!を採用することになります。
当たり前ですが、DIVEIN!とDIVEIN!+の判別ができません。
打った後でないと3.5倍か、5倍か分かりません。
(やっぱこっちの札!っていうのはナンセンスだと思っています。)
さらに回避によってバフ起動も考えていたため、単なる倍率違いの札とは訳が全然違いました。
ギンコ採用の理由です。
本番
演習環境では13分台が基本でした。
(準決勝ってたり測るタイミングだったりでガバガバ測定でしたがだいたいその辺)
本番ともなるとライバルの数値が可視化されることで人間って大きく変われるのですね、12分台で基本走ることができました。
これは1時間に4周、偶数時間だと5周。
半年前よりも大幅な速度アップでした。
なによりもXで走っているプロデューサーさんがコンタクトを取って頂きました。
同じ目標を志す敵でもありますが何よりも、ライバルであるという思いが強かったです。一緒に駆け抜けられて本当に良かった。
9+16+16+16+22時間で計79時間。
最終日深夜4時時点で4位との差が7000万人差。
限界が来たので仮眠、仮眠から帰ったあと確認し順位の変動がないことを確認して
再び仮眠、という走者としてはかなり怠惰に過ごしていたのではと思っています。
実は期間前にコロナにかかっていたこともあり圧倒的に体力が落ちてました。
本当に全日程走り続けられるのか不安でしかなかったです。
結びに
今回、円香を走らせていただきました。
正直なことをいうと、かなり開始までそわそわした気持ちでいました。
実は1年前、夏葉のプラチナを取得した際、
友人から「夏葉で走ったんだ」
この何気ない一言で大きく揺さぶられました。
確かに競技人口的な面では夏葉は劣っていたかも知れない、だけどプラチナという壁はそんなの関係ないと分かっている自分がいつつも、
どこか含みのある友人の発言はナイフで突き刺されたような感情でした。
“今のままでは無理だが、どこかのタイミングで力をつけて必ずリベンジを果たす”
そんな強い想いがこもった今回開催のPカップでした。
それが色段である3位という形で叶ったこと、すごく嬉しいです。
ここまで、私を本気にしてくれたシャニマス
一生ついていきます。
今回もお疲れ様でした!
円香を一緒に走った方々この場でも言わせてください。
ありがとうございました!
強かった!
5.5thは両日現地で参戦します!
よければプロショ撮影とかお誘いいただければ入れて下さい!
円香に出逢って2年3ヶ月。
初めてのPカップで銀称号という悔しい思いをしてから2年前。
大きな、それはとても大きな重荷をここで一度おろすことができたのかなと思います。
人を超えるには、まず自分を超えよ。
私が常に大切にしている言葉です。