akiramenai
思い出が苦しくて辛くて引きこもり状態だよ、という記事を書いたあと、なんとバイクで外出した。バイクといってもスクーターだけど。
現実的な問題が迫る中、今後どんな手続きが待っているかわからないので、印鑑証明と住民票を勇気を出して取りに行ってきた。
もうだめだ、と言いつつあきらめない、あきらめきれないこの性格と50年以上付き合ってきて思うのは、やっぱりこれが自分なんだよな、ってこと。あきらめるどころかあきれてしまう。
こんな性格だから気に入らないことはなかなか受け入れられないんだよな。
強迫観念のすっきりしない状態も「ほっておく」のが気持ち悪いし。
書類をもらってそのあとに2度ほど役場のカウンターに戻りつつ、なんとか帰路へ。スクーターで走行中も何度か戻りつつ、今日は不思議と「これ以上は戻ったらやばい」と我慢でき、それほど苦労せずに戻って来れた。
強迫観念に対する不安への耐性が日によって、場面によって、タイミングで変わるから、自分でも読めない。不思議だよ、強迫症ってやつは、まったく。
帰りのコンビニで自分のことを一番心配してくれて、わかってくれて、数か月たってもあきらめずにサポートしてくれている人と会った。
この人がいなかったら、さすがにヤバかったかも知れない。毎日会えるわけではないけど、そんな人がいるだけありがたいことだ。
「バイクで行ったのか?すごいな」
と言われたけどやはりここで「でも、戻っちゃいました」と自分にダメ出し
をする。
離婚の状況を知らせ「思い出して、きつくて、もうダメだとしか思えないんです」と言ったら
「それを自分で言うな。もうだめだ、じゃなくて、ここから頑張るぞでいいじゃないか」と、前向きな人だ。
そう言われても「でも、なにもできず、家にいるだけですよ」とまだダメ出しする。
そんな自分に対し、諭すように
「まずは生きてるだけでいいんだよ」と言ってくれた。
バイクは16から乗っていて、子育て中は一時期降りたけど、大型もガンガン乗っていた。家族優先だから家の周りを軽く走る程度が多かったけど、順番に子どもを乗せて走ったりもした。
そういえば、BMWの大型バイクに乗っていたころに、一度気になって戻ったことがあった。それ以降は一切なかったし、全然気にしてなかったけど、自分でもなんで戻るのんだ?と不思議に思ったことを今でもで覚えている。
今じゃスクーターでさえ発進時に後ろが気になって戻るんだから困ったもんだ、とまたダメ出ししている。
住民票を取って来れただけ、そして帰りにコンビニで買い物できただけ、いいじゃないか!全然引きこもりじゃないよ、俺。