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第1回目振り返り

1.受講動機

  私は2019年に絵本セラピストの資格を取ったのですが絵本については子供や孫の幼い時に絵本を少し読むくらいの経験と知識でしたので、ともかく絵本について学びたい、絵本についてもっと知りたいと思っています。ミッキーゼミには第2期から参加し「いい絵本の条件」ということで昔話絵本、科学絵本、ファンタジー絵本などの特徴を学ぶことができました。特に科学絵本の分野があることを初めて知り、その中の1冊「大津波のあとの生きものたち」永幡嘉之写真・文、少年写真新聞社、2015年にとても興味を持ち、2期の講義のまとめの実践として「絵本で学ぶ東日本大震災」の会を開きオンラインでこの本を読み50名近い参加者の方と分かち合うことができました。第3期も引き続き絵本の知識を蓄えそれを自分が主催する絵本の会などに生かしていきたいと思っています。またこのゼミで様々な年齢や背景のある方たちとの出会いがあることも大きな魅力です。

2.第1回目4月22日ゼミの感想 

 ミッキーゼミで大事にしていることはチームでの学びと学んだことを自分なりに咀嚼し言語化し表現することの2つと理解しました。
 今回のチームブレイクは2回。1回目はそれぞれ持ち寄った課題の「日本の絵本」を自己紹介として紹介しあうことでした。自己紹介をただ名前とどこから来たのかだけではなく選んできた絵本を紹介しあうことでその人の考え方や人となりをより短時間で理解でき、たくさんの刺激と学びをもらいました。チーム2で紹介された絵本は「最初の質問」「ちび竜」「リィリィのおさんぽ」「セロひきのゴーシュ」そして私の「モチモチの木」でした。そのうち「ちび竜」と「リィリィのおさんぽ」は初めての絵本でした。
「ちび竜」は最初は小さくてもみんなに支えながら最後は大きく成長していく物語でこの本を紹介してくれたまなちゃんのそしてこのチームの成長が期待されとても魅力的でした。またいさっちの「リィリィのおさんぽ」は自分の見ている世界とそれぞれの人が見ている世界の違いがあるとのことで、絵本セラピーの「みんな違ってみんないい」のコンセプトに通じるなと思い手に取って読んでみたいと思いました。なおちゃんからは宮沢賢治の「セロひきのゴーシュ」、赤羽末吉さんがこの絵本に感化されたされたと聞いてこの絵本を使うときには必ずそのエピソードを使おうと思いました。
チームリーダーの和子ちゃんからは「最初の質問」。言葉で伝えるということについてそして自分自身に「今一番したいことは何ですか?」を問われてこのゼミ、チームの最初の出だしにふさわしい絵本の紹介で絵本の使い方も勉強になりました。チーム2はゼミの始まる前からみんなが集まりチーム名やアイコンを決めたりみんなで「モチモチの木」のに花を咲かせようと一致団結できてこれからがとても楽しみになりました。

3.ミッキー先生のご講義から


 コールデコット賞、国際アンデルセン賞などの名前は聞いたことがありましたがグリーナウェイ賞や他の国の賞については初めて知りました。ちなみに日本絵本賞について調べてみたら2022年は「たまごのはなし」しおたにまみこ、ブロンズ新社で日本絵本賞は1995年から実施されていることを知りました。1937年に創設されたコールデコット賞の歴史の重みを感じました。またその歴史は印刷技術の発展や時代背景に影響されていることもわかりました。そしてアメリカの賞にかかわらずイギリスの絵本作家ランドルフ・コールデコットにちなんでつけられた賞の名前であるのもまた興味深く、さっそくジョン・ハンクストン著「コールデコット」吉田新一訳の中古本を注文しました。そこで翻訳家吉田新一さんにたどり着き、私は今わこちゃんが表現した「絵本の森」の入り口の標識の前に立っていることを感じています。たくさんの荷物は背負えないので少しづつ自分なりに一歩一歩絵本の森を楽しみながら探索していきたいと思います。


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