ギネスTシャツでクリケットへ、いざ
今日は、見事に一言も書けなかった、論文。
スランプ、というより先週の嫌な出来事がじわじわ精神を蝕んできた感じ。そんな感情に支配されるのは自分が損するだけなのは分かっているのだけれど、そして実際、今日1日を無駄にしたのも事実なんだけど、そう簡単には割り切れなかったりするのです。人間だもの。
こういう時こそ、どこかのカレッジのチャペルで必ず行われている夕礼拝に出て、聖歌隊の讃美歌を聴き、主の祈りを唱えるのがよかったのだが、その元気もないというか、気がついたら夕方はとっくに過ぎていた。一つには、こちらの日の長さにいまだに慣れないというのがある。夏至を過ぎてひと月の今、夜9時半頃にやっと夜のとばりが落ち始める。要するに、6時や7時はまだ夕方という感覚になれず、そろそろ夕方かなと気づく頃には8時だったりする。
今取り組んでいる論文の仕上げが、予定よりも2週間くらい遅れている。こちらにいると、結構な人たちが私の論文を、本心から読みたい！といってくださる。こんなにありがたいことはないし嬉しいのだけど、少しそれがプレッシャーにもなっているのかもしれない。
ええい、構うことはない、週末はロンドンだーっ！ケンブリッジというアカデミック天国的環境に、少々、私は甘え過ぎているのかもしれない。贅沢。そうだな、何とでもいってくれ、とにかく明日、私はロンドンに行く。気分をガラッと切り替えるのだー
というわけで、明日の午後は、教会のクリケットチームの初観戦。参戦、というところまではさすがに無理だと思う。ルール全然知らないし笑 でも以前、飛び入りOK、なんて言われていたからな、どうかな。
まあ、わたし的には弾けるのが目的なので、日本での断捨離にもなぜかサバイバルを果たし、しかもイギリスまで持ってきてしまったという、こちらを着てみようと思う。
おばちゃんとしてはかなりはずかしいが、がんばるぞ、弾けるために、論文のために、そしてみんなに「お前なんじゃそりゃ笑」といわせる（思わせる）ために。
日曜の夜は、私がドリアを作って披露することになった。調理は時間節約のため、こちらに来てから極力控えていたので、それも楽しみだ。料理は無になれるから好き。とはいえ時短のため、日本から持参したS&Bのシチューのもとを使う。ドリア、みんなにウケるとよいのだけど。