今日投稿すれば259日連続!感動!とのこと
『こんにちは。午後もがんばりましょう』とのこと。ありがと、頑張るよ。頑張るのよ(←誰だ、お前は、と自分で突っ込んでおく)。
先日『歴史のダイヤグラム』という朝日新聞の連載に関する話を書いた。その記事の続きというか、何というか、それから始まる続きのようなことを書く。
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〝鉄学者〟の異名をもつ政治学者・原武史さんが鉄道という切り口で歴史と社会を読み解きます。
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これは『連載「歴史のダイヤグラム」一覧:朝日新聞デジタル』からの引用だ。この記事の2024年05月18日の項目にある<高松宮と近衛文麿の密談>の話が面白かったので、そこに書かれていた参考文献の『天皇家の密使たち―占領と皇室』というのを読んでみたら、やはり面白かった。そこで今日は同書の読書感想文にしようかな~と思っていたのだが、それは後日として、別の話を書く。
その『天皇家の密使たち』を読み終わった後のこと。次に読む本を探して適当な一冊を選択したら題名が『クマと闘ったヒト』だった。その作者は、中島らも&ミスター・ヒトである。同書は、プロレス愛好家の文筆家にして演出家、中島らもが元プロレスラーにしてお好み焼き店オーナー(当時)のミスター・ヒトにインタビューした連載記事を収録したものだ。
この二つの本の共通点にお気づきの方はおられるだろうか?
恐らく、いらっしゃらないだろう。
いるもいないも、この記事を読む人が一人か二人しかいないと思うので、分かる人間がいる確率は天文学的数値になると予感するのだが、それはこの際どうでもいい。
前記『天皇家の密使たち』は第二次世界大戦終結後の占領期を天皇と皇室が、どのようにして乗り切ったのかを描いた傑作ノンフィクションである。その中心にいるのは昭和天皇裕仁だ。続く『クマと闘ったヒト』の中心人物はプロレスラーのミスター・ヒトなのだが、そのリングネーム、ミスター・ヒトの由来は昭和天皇裕仁という説が囁かれているのである。
つまり筆者はヒロヒトつながりの二冊を続けて読んだのだった。
偶然とはいえ、驚いた。
「だからどうした?」という意見はあると思う。私もそう思う。しかし、だ。昭和という時代の、まさに中心に位置する昭和天皇と戦後の昭和という反日感情が凄まじい時代の北米大陸において日本人ヒールとして大活躍したミスター・ヒトに関する書籍を連続して読む機会が今後あるとは思えない。そんな二度と訪れないであろう事態に筆者がどれだけ興奮したか……それは到底、言葉では言い表せない――と言いつつ書いているわけだが。
そんなわけで今後の予定を綴る。『天皇家の密使たち―占領と皇室』と『クマと闘ったヒト』の読書感想文を書く。いつになるのかは未定だ。このまま忘却する恐れもある。忘れてしまったら、思い出したとき記事にする。