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高校野球女子選抜 vs イチロー選抜 KOBE CHIBENを観に行きました

こんにちは。ついにいい感じの気温が実現しつつありますね。
なんか10/1とか3の最高気温が30度って書いてある気がしますが、見なかったことにしておこう。

さて今回は、先週観に行ってきた高校野球女子選抜 vs イチロー選抜 KOBE CHIBENの感想を書いていこうと思います。
このnote、「生存報告です」とか言いながら過去のことわけわからん概念論らしき何かばかり書いてるので、たまには生活してる感のあるタイムリーな記事を書いていかなきゃいかんですね。

それなんのイベントなんですか?

ホントなんでも知ってるなchatGPT(ちょっと間違ってるけど)

概要はchatGPTせんせいが教えてくれたとおり、女子高校野球の選抜チームと、イチローが率いる草野球チームとのエキシビションマッチ。
2021年からはじまって今年が4年目になるそうな。

イチローのほか、2022年からはメジャーにも行ったことがある松坂も加入していて、2枚看板という感じ。

試合の目的は女子高校野球の普及ということで、引退後にイチローがうっかり高校の窓ガラスを破壊して、割れたガラスが記念として保存されるなど色々やってるアマチュア野球への関わりの一環なのかな。

2023年の試合はなんとTBSがノーカット全編動画をYouTubeで公開してくれているので、野球知ってる人は見るほうが早いかも。

自分は去年の年末にこの動画ではじめてこの試合の存在を知って、たまたま同じ時期に東京へ引っ越すことが決まっていたので、「よし来年は東京ドームで現地観戦するぞ!」と決めていたのでした。この時は「言うても簡単に行けるでしょ」とお気楽だったなあ

で、今年はどうなんですか

今年は松井まで参戦しました。

もはや草野球の域を超えているのでは?という豪華ラインナップ。
実際、協賛もめちゃくちゃ付いてるので、「女子高校野球の普及」という目的のわりに商業色はバリバリになってるんですが、結果として知名度向上には最適解なのかもしれんですね。

席を取らなきゃはじまらない

そんなイベントですが、当たり前ですが東京ドームでやる以上、観に行くには席を取らなきゃはじまらない。
7月にチケットの先行抽選があったので、超軽い気持ちで高い順(高いといっても最高6千円)から申し込んだ。

当然のごとく全部外れた。

イベントチケットの抽選に申し込む、というのが人生初だったんですが、なるほど世の中のライブとかに行く人はこんな苦労をしてたんだな……としみじみ感じました。

これがクリック戦争か

まぁ先行予約に外れただけで、ふつうに正規ルートで買えばいいだけですからね。
さてどうやって買えばいいのかしら。

〈8月3日(土)午前11時~ 先着順

お、おう…先着順か……これは本気出さないと買えないやつだな……。

というわけで、8/3当日はメインPCとサブPCとスマホの3台態勢で待機。
11時になった途端にアクセスして、メインPCはアクセス混雑で詰まったものの、スマホはスムーズに進み、なんとか指定席を確保できました。

これがクリック戦争というやつか……なるほど世の中のライブとかに行く人はこんな苦労をしてたんだな……としみじみ感じました(2回目)。

ちなみに案の定10分くらいで完売してました。
自由席チケットは当日券まであったくらいなので、入場不能になるということはどうやらなさそうだったけど、どうせならやっぱりグラウンドにできるだけ近いところで見たいよね。

いざ東京ドームへ

なんとか参加権を得られたので、当日いざ東京ドームへ。
JRの駅を降りるときからすでにやたら人がいて、プロ野球のときに引けを取らない感じの人混み。

開場1時間前のはずなんだけどなあ

どうせなら物販も見たいじゃん

正直どんな感じになるか分からず、開場1時間前に来てしまったので、せっかく時間あるならイベントのタオルでも買おうかな~超軽い気持ちで物販の並び待ちに並びました。

売り場にたどり着くまで70分かかりました。
(イチローのタオルをつかんでレジ列に向かうまでは70秒

これがイベントの物販というやつか……なるほど世の中のライブとかに行く人はこんな苦労をしてたんだな……としみじみ感じました(3回目)。

イチローのおかげでライブ好きな人へのリスペクトがうなぎ登りである。

ドーム内はわりと通常営業

プロ野球じゃないけどドーム内の売店ってやってるのかしらと若干不安だったものの、ドーム内はわりと通常営業で、売店も元気に営業してました。

「東京ドームの球場飯はおいしい」と噂に聞いていたのでローストビーフ丼を食べましたが、たしかに美味しかったですね。値段相応のものを食べている感がある(それでも若干の球場設定感はあるけど)。

物販の並び待ちで都合よく時間がつぶせたものの、試合開始までは1時間以上あったので、適当に食べながら打撃練習を眺めてました。

打撃練習がスクリーンに映るのも珍しい?

松井が打撃練習とはいえ、ほぼ片手でライトスタンドに放り込んでたのが凄まじかった。もう50歳じゃなかったですかね……。

観てて楽しい試合でした

そんな感じで気づけば試合開始で、気づけば試合が終わっていたくらいの、あっという間でとても楽しい試合でした。

もちろん元メジャーリーガーたちのプレーも見応えがあったんですが、高校野球女子選抜がわりと当たり前のようにヒット打ってきっちり守っていて、想像以上に性別差を感じさせないレベルだったのが驚きでした。

いやイチローの球速135km/hくらいあったんだけど…それ男性でもそう簡単に打てるものではないやつですよ…ホントすごかったな……。
(50歳で135km/h投げるイチローも大概すごい)

個人的には、イチローを空振り三振に取ったときの高校野球女子選抜ベンチの盛り上がり様が、まさにONE TEAMって感じでとてもグッと来るものがありました。メンバーの活躍を純粋にチームで喜ぶってなかなかできることじゃないなぁ、と。
これもたまたま1塁側の席にいてベンチの様子が見れたからこそだったので、やっぱり現地観戦して良かったです。

ちなみに例によって試合全編をTBSさんがYouTubeにアップロードしてくれているので、興味のある方はぜひご覧いただければ。

これも社会課題の解決なのかもしれない

特にYouTube動画の解説で端々に出てくるんですが、女子高校野球を取り巻く環境はいろいろ大変らしく、野球やりたくてもチームが無いから実家を離れて他県の高校に行きますってケースもあるそうな。
選手のみなさんの将来の夢とかも紹介されているんですが、「女子高校野球の普及に関わりたい」って子も多くて、こうやって社会課題の当事者が解決側に関わることでだんだんと解決に向かっていくのかな、と思いました。

イチローは「女子高校野球の課題は、レベルや質ではなく周りだ」ということで「どうやって知ってもらうか」ってところに着目してるみたいですが、その意味ではこのイベントは観客動員28,000人だったらしく、大成功ではなかろうかと思う。
多くの人が興味を持ったというのもそうですが、高校生のうちに28,000人の前でなにかをするという経験は普通できないので、選手の皆さんのモチベーション向上という意義もめちゃくちゃ大きいんだろうなと思います。

自分もイチローがいなかったらたぶん知らないままだったし、ましてやいきなり女子高校野球観に行くぜ~、とはならんよな、と。

おわりに

来年も観に行けるようにまたここから1年がんばります。
あとクリック戦争はしんどいので、抽選に当たるように日頃から善行を積んでおこうと思います。

では!


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