洗脳の歴史についての妄想
集団ヒステリーや集団幻覚が、人為的に起こされたかも知れないという話は、昔から多くあり、あの聖書にもあります。
いわゆる「奇跡」とされる物語です。
これらの話が、現実として語り継がれたものか、写本ミスなどの誤解によるものかは判りませんが、地中海周辺の諸民族が流動的な社会では、奇術や詐術は相当発達していただろうと思います。
過去の日本国のような、流動性が比較的低い社会では、詐欺やイカサマは大々的には行い難いですが、
現代日本のような、複数の異民族が日本人として振る舞うような社会だと、社会としての結束は希薄化し、無関心な人が増えますので、法の隙間を潜ったり無視する輩、共産主義系統の市民団体や法を利用する公務員や政治家なども増える訳です。
また、催眠術というのは元来、ロマ、いわゆるジプシーの人々が継承していた技術と聞きます。
彼等は国が無い民族なので、ヨーロッパ各所で迫害されつづけましたが、その彼等は占星術、催眠術、そしてスリや詐欺などの犯罪行為で生活していたとも言われてます。
さて、集団ヒステリーや集団幻覚というと、中世から近代にかけて散発した魔女狩りを思い出す方も多いでしょうが、これはキリスト教文化で民衆が酷いストレスに晒され続けた為に起きたケースで、教会側はむしろ止めようとした側でしたので、人為的なものではなかったかと思います。
自分が思うに、歴史上で初めて人為的に集団ヒステリーを起こしたのはナチスだと思います。
その党首のヒトラーは占星術も好きで、その他オカルトにも傾倒していたのは有名ですし、ユダヤ人と共にロマ、いわゆるジプシーも虐殺しました。
そして、熱狂的な演説で民衆からの支持を得ました。
勿論、当時のドイツ国民の多くは第一次世界大戦での敗戦による負債と同時に社会主義者達に危機感も抱いていたので、ヒトラー達はソコに付け入った訳ですが、当時のロマ達の生業とヒトラーの嗜好性を重ねると、狙ってやっていたのだろうと思えます。
一般論では、「ナチスは優生学を利用してアーリア人のよる支配を目的とした」などとされますが、これは単なる自己正当化の説明でしかなく、ナチスの異常性を説明するものではありません。
「だから全体主義は悪」とか「人種差別は悪」という話になってますが、これらもキリスト教系統の価値観でしかなく、全体主義なんてものは要は群れの存続の話であり、人種差別も群れに異物が混入するのを嫌うだけの話です。
それが、キリスト教系統の不自然且つ歪な価値観では「悪」となるというだけの話。
そして、ナチスは敗北して、ソ連はその遺産を引き継ぎます。
西側的には欧米がナチスに勝利した、というイメージですが、ベルリンに到達したのは赤兵が先で、赤兵がヒトラーの遺体を確認したとされます。
一般的には、ナチスというと軍服や兵器や様々な異常性が語られますが、自分は呪法の一種として洗脳技術に注目します。
世界各地で呪術はトランス状態で行われてますが、この技術から派生したのが催眠術で、さらに派生して洗脳技術になったと、自分は見ます。
そして、大東亜敗戦後、シベリア抑留兵が日本に帰国します。
ここで、日本国内にソ連から洗脳された人々が解き放たれ、国内にロシアブームが、そして後の学生運動の下地となります。
因みに、中共という組織も、元はソ連の手下達で、様々な支援を受けて中共独裁国家が作られました。
北朝鮮も同様でした。
つまり、日本を取り巻く敵性国家群は全てソ連邦の派生物と言えます。
また、国内共産主義勢力というのもソ連の置き土産です。
更には、オウムや統一教会などのカルト群も、これら共産主義勢力とは何らかの関わりを持ちます。
自分は、カルトの洗脳手法も、共産主義勢力から流れたもの、と考えてます。
さて、この技術は今ではネットなどで調べる事が出来ますが、世間では、未だに「カルトのような下らない与太に騙されるのはー」と軽視する風潮があります。
松本某氏の騒動でも、「付いていく女がー」とか「私なら絶対に行かない」などという意見があります。
おそらく、こうした見解の方は、詐欺師やチンピラなどに接した事がない方だと思いますが、口先だけで世渡りする連中の技術というのも馬鹿に出来ないもので、世の中には国家や科学者すら騙すような連中もいます。
そして、被害者が騙されたと判るのは、だいたい後戻り出来ないような羽目になった後です。
さて、先に「呪法の一種として」としましたが、本来、呪法というものは某かの宗教の秘技として、非公開で限られた者だけに継承させるものでした。
この枷が外れたのは、ナチスという暴力によるものですが、そのナチスの凶行も元を辿ればキリスト教文化でのユダヤ人とロマ、ジプシーへの差別意識に起因したもので、更には敵としての共産主義という邪教もやはりキリスト教文化で作られたものです。
その元凶の継承者であるローマの連中は反共産主義ということで、ナチスを支援したのは有名な話です。
従って、端的にいえば、キリスト教系統がこの邪法を世に広めたという事になります。
また、戦後日本で行われたウォーギルトインフォメーションプログラムも、端的には国家レベルの洗脳です。
つまり、現代日本人は、WGIPと共産主義勢力による二重の洗脳下にある訳です。
そして、現代日本を含めて多くの西側社会では、共産主義勢力と民主主義勢力の対立構造となりかけてます。
この現状を全く理解していないからこそ、「自分は洗脳など掛からない」と断言出来る人が多い、という事も言えるでしょう。
これらキリスト教系統の洗脳は、自分から見ると、実に深刻なものですが、しかし、現状でマトモに認識出来てる人は一人も居ないように見えます。
幕末の頃、或る方は「キリスト教には見るべき所は一つも無い」と仰いましたが、糞のような妄言でも、現代のように浸透してしまうと常識になります。
「正義」とか「愛」とか「環境問題」とか、薄っぺらな物語に世情は流されて、うわべだけはマトモに見える社会が、果たして何時まで続くものでしょうか。
穿った見方をすれば、現代社会の混迷はキリストの呪いによるとも言えますので、自分は「もし、キリスト教が意図的に作られたものだとすれば、それは人類全体への呪詛だった」のだとも考えてます。