ヒトラーについて
ヒトラーの演説をYouTubeで見たので、そこからの妄想をば。
ご存知のように、第一次大戦後にドイツは莫大な賠償金を求められ、同時に共産主義者が跋扈して、国民の不満が溜まっていた時に、ヒトラーが台頭しました。
彼の宰相就任演説でも、マルクス主義に対する危機感を訴えており、聴衆は喝采を送りました。
wikiを見ると、ヒトラーは「表面上こそキリスト教徒」云々とあり、別の思想だとしてますが、自分は、彼は「熱心なキリスト教徒」つまり「狂信者」だったと考えてます。
ヒトラー以前から、ヨーロッパではユダヤ人やロマは迫害されてました。
元々、キリスト教徒は初期はユダヤ教教会で集まり祈っていましたが、後にローマ帝国国教となり、権力側に立った後は徹底して異教徒を迫害してきました。
特にユダヤ人に対しては、中世のキリスト教で金貸しは悪とされ、金融業にユダヤ人が多くいた為、異教徒の金持ちとして目の敵にされました。
ロマに関しては、昔からキリスト教由来の法に従わないアウトローが多かったので、嫌われる事になりました。
このアウトローとは、スリなどだけでなく、星占いや催眠術師も含みます。
ここで、ヒトラーに戻りますと、先ずユダヤ人とロマの虐殺は、元々、キリスト教文化で迫害されていた人を戦況悪化に伴い虐殺に及んだ訳ですが、
これは現在の中共も行っている話なので、極悪人というよりも、習などと同レベルの悪人でしかありません。
次に狂ったオカルト好きという噂ですが、これもキリスト教教会では「イエスの割礼した皮」つまり性器の先の皮を聖遺物としてる所もあり、キリスト教徒としてロンギヌスの槍とか聖杯を求めたなんてのは異常では無いでしょう。
まぁ、シャンバラ云々とかが本当なら、異常ですが、西洋文化の美術品を強奪した、なんてのは狂信者であれば理解出来る話かと思います。
後は巧妙な扇動者とか言われますが、少なくとも演説を見る限り、計算して扇動しようとしていたようには見えませんでした。
異常な狂信者が、「正義」を演説し、民衆が賛同しているようにしか見えませんでした。
では、なぜ、現在ではヒトラーが世紀の極悪人としてタブー視されるのかと言うと、
戦後に日本の指導者を「共同謀議」してたとして処刑しなければ米世論が納得しなかったように、
欧州キリスト教徒が、ヒトラーを熱狂的キリスト教徒ではなく、異常な極悪人としなければ納得しなかったからだと思います。
よく言われるように、スターリンや毛沢東などが遥かに多くの人々を虐殺、または自滅に追い込みましたが、
こうした共産主義者の異常性については一般的には語られません。
これはメディアや政界に共産系統が多いので、彼らが異常だと広められては面白くないからでしょう。
現在の東京に限定しても、千四百万中に、あの三人のアカに五百万余が投票してます。
組織票や浮動票も含みますので、もっと少ないでしょうが、それでも数百万は居る訳です。
ヒトラーは、当初から共産主義者の脅威を訴えて、伝統あるドイツを取り戻そうと言ってたようです。
故に、自分はヒトラーは極悪人ではなく、時代に流されただけの狂信者だと見てます。
特にユダヤ人の方には不快でしょうが、共産主義勢力の方が遥かに危険だと思います。
更に言うならば、自分は、キリスト教から共産主義という宗教が派生したとも考えてますので、
ユダヤ人は、二重の意味で、派生した宗教に迫害されているとも思います。