愚者の現状認識
コラボ問題では共産党と左翼活動家の繋がりが見えていて、セクシー田中さんの問題でも某脚本家が左翼でした。
米国のアニメ翻訳でもやはり左翼の影あり、アファーマティブアクションという制度では黒人だけが優遇されてますが、これに対してバイデン現大統領は「黒人への構造的差別がある」と言明しました。
共産主義勢力は、現行の民主主義社会の崩壊を目指しますが日米で活動の実態が異なるのはその文化基盤に依るものであり、日本の場合は主に儒教的価値観の崩壊の為に女性問題が主軸となり、その方法として恋愛脳を持ち上げたり被害者意識の強い女性を持ち上げたりしてます。
対して米国では黒人と白人の差別を煽り、アニメなどの翻訳にポリコレ概念を差し込みアメコミなどではポリコレ的な内容の作品を作ったりしてるのは、キリスト教で説かれる善という概念を崩壊させようとしています。
西側では日本を除いて公的には共産主義は否定されてますが、それでも共産主義勢力の影響というのは日本と同等にあると思われます。
厄介な事に、西側の共産主義勢力はおそらく、自分が共産主義勢力であるという自覚もなく、彼等の考える「正義」の為に活動しているのでしょうから、彼等にとっては「善行」な訳です。
YouTubeで、ポリコレの洗礼を受けたであろう学生などが嗜められる動画がありますが、彼等の論旨を否定しているだけの話なので、おそらくは論破されたという事も理解出来ず技術的な問題と捉えて更に「勉強」に勤しむ事でしょう。
我が国では、残念ながらこうした公開討論もなく、国会の政党にも多数の共産主義系の政党が存在し民間では言うまでもありません。
個々の人格破綻者を除外すれば、民主主義社会の崩壊を画策しているのは共産主義勢力であり、政府側もこれに感染した人が多いので現状を変える手段は無い様に思います。
いわゆる現実主義者とされる人々は、現行の制度や社会システムの変革を目指しますが、仮にそれが実現しても、共産主義勢力はまた別の手段や穴を探して同じような事を繰り返すでしょう。
表層的な話を取っ払って、社会構造を俯瞰すれば、現実主義側が表層の問題に取り組む後ろから共産主義勢力が攻撃している構図だと思います。
日本国憲法というものは、こうした問題は全く想定していないので、攻撃する側が法的に問題を起こすまで我々は何も出来ない訳です。
幕末で例えると、まだ民衆は黒船も見ていないし幕府側も諸外国が何やら騒いでいるらしい程度の認識の頃なので、まだ表面的には天下泰平という頃でしょう。
政府による増税や国会議員の脱税などで政局は混乱するでしょうが、では代わりはというと、自分には他も壊滅的にしか見えません。
かつての明治維新のような展開は絶望的に思えます。
維新というのは、国学や陽明学などの思想、個人的には宗教だと認識してますが、その価値観を共有していたので一つの軸が定まりましたが、現代ではそうしたものが欠落している為です。
そもそも、人類社会というものには、宗教という、世界観の共有、寄る辺が常にあったと自分は考えてますが、キリスト教とその系統が広まると共にそれらは破壊されてきたと思います。
現代のいわゆる知識人は、こうした視点ではなく、キリスト教的な価値観の上で「新しい価値観の必要性」を考えている様ですが、初期条件が間違っているので解が出ないように思います。
これは共産主義勢力だけではなく、保守を自認する人々でも、やはり自分にはキリスト教系統の影響下にあるように見えている訳です。
単純に考えるなら、全ての種は環境に適応して存在してきた訳ですから、人間社会が環境に適応出来ないのは、何かしらの誤った現状認識で動いているからである筈です。
しかしながら、現状、権力者も資産家もシステムの中で場当たり的な言動しか出来ないので、自分の考えでは、そう遠くない未来に自滅するのだろうとしか思えません。
というのが、高卒底辺ジジイが妄想してる現状です。
つまりキリスト教系統の第三者視点では、単なる無能の与太話でしかない訳です。