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【詩】がく、と風雪

詩を書かないと生きていけない

それは私の生命のさざなみ

男女の運命を男1人が超え

あなたとの恋を女1人が見抜く

死はとうに越している

世界の繊細とそこから派生する洞察に

彼女の眼に春はどう芽吹く

それは雪の結晶か

夏の繁茂か

秋の紅潮か

春の雪溶けか

四季の錬磨にどう呼び声を聞く

ああ聞こえるぞ、そなたの奥

ああ見えるぞお前の気恥ずかしさ

聞かせろ超えた彼岸への橋を

轟かせろあなたの心(しん)の鼓動を

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