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【詩】二重の乾杯

高層階でシャンパンをあけるか

街を見下ろして、優越感に浸って

それも一つの情緒か

だが私が見るのは

その者の「心」が天空に突き抜け

美しい闇を構成しているかどうかだ

ならばその時に満天の星空のもとでな

焚き火で沸かしたあたたかいコーヒーを飲もう

空に突き抜けた美しい夜闇に

一つの恋という感慨でもって

美しい精神と高まる恋に

二重の恥ずかしい乾杯を

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