2024年9月の記事一覧
【詩】ヘトヘト美しさ
僕は無職
でも観ずるのだ
ヘトヘトになった時にやる会社仲間との謙遜
時としての助け合い
これが人間として最高に美しいと
ヘトヘトになった時
もう意識も無意識も分からない
そんな時にただ働く。
きっと向こうも疲れている
それでも働く
概して過労信仰ではないよ
これは正当労働信仰
とんと疲れ果てた後に起こる笑い合いは
この世界で1番美しい
【詩】破壊 身業説法 アダルトチルドレン
父親が齢50を超え、ある会社の同僚と飲み会をしたという時
いつの日か3年前4年前の、ちょっとした見た目に対する同僚からのイジられに対して
「お前あの時こう言っただろ」と自分が本当は寂しかったことを隠して
ただそこには面倒見のいい上司がさもいるかのように、自分の心の内を殺し続けながら
「こんな冗談も言える私」でも仕事は辛い
という飲み会での会話が、会社での最も心を打ち明ける時の最大の時の会
【詩】君も星 僕も星
みなが強迫の経済原理に少しは入っている
そんな中でしとやかに生きている
しとやかに生きる人たちの月収は20万か30万か
1人のしとやかな仕事をする人は微力
でもその人たちが手を取れば城
はたらくを今一度考えたい
はたらくはきっと素晴らしいものだ
このみなの連帯感、究めた情緒
これを感謝と敬服に朗らかな顔で街で動く人が
きっと影響力を持つ人だ
コスモスが歌う、君も星だよ みんなみ
【詩】正しさの狭間を
親が大切だ、こう言う人は親が大切だった人だ
一方で僕は、心の底では親を愛したいが、彼らは時としてそれに相応しくない行動を取るという子どもだ
親の愛が善として、機能不全が悪とする?
そんな通り一辺倒の見方じゃ
死ぬ子どもが増えるだけだ
正しい見方はこうである。
親の愛は善である。事実。
だが被機能不全者も善である
神の分身とでも言おうか
例えば【かっこいい男の子】実は彼らは人の欠点
【詩】もう一度生まれるとしたら、君は
もし私がこの現世にまた還ってくるとするのならば
もしまた同じように生を受けるとしたら
見栄えや体裁は整っていなくていい、
教育機関でのテストもバカでもいい、
だけどただ、自分のその血みどろの体験でもって読書をできる人間になりたい。
その血なまぐさの真剣でもって本を読める人間になりたい。
ウブでも、馬鹿でもいい。
愚かで真っ直ぐな、
愚直でありたい。
【詩】あなたを待っていたの
あなたと恋をするために生まれてきたのだと思う
でもこれはとても手垢にまみれた表現
私が言うのはノイローゼを超えた先の恋
それはきっと人の深い情緒
あなたがいることが苦しみで、その苦しみの大きさが喜び
苦しいくらいにあなたが眩しい
諸々を体験しない人にはこの言葉の意味は分からない
でもそれでもあなたと恋に落ちたい
たとえ別れの時が来たとしても
精神的に成熟のした2人の行く末は
き
【詩】自己ニマケ 欲オオキク
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
機能不全ニモマケズ
自己ニマケ
ハズカシガリ苦悶シ
欲ガオオキク
大キク瞋り
アラユルコトハ
ジブンノカンジョウカラ派生スル
東に病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニ疲レタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニシニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイゝトイヒ
北にケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナ
【詩】思い返せば愉快な子
思い返せば自分が小さい頃に描いた絵
それはハチだったり、ポケモンだったり
自分が小さい頃に作った小説
コナンに影響されて自分が空を飛べるボードに乗った
中学生の頃に作ったエッセイ
野球よりどちらかといえば文章に才能があった
思い返してみれば、私はとても愉快な子
それを寂しい親たちが自分の欲望を具現化してしまった
神の分身として私は精神障害を10年患ったが、
思い返せば私は最初から
【詩】苦しみという最善
先人の言う厭世と虚無は
この世界に生まれ落ちたからには
特に生まれた時が0才であったからには
避けられない一つの理不尽だろう
愛に目覚めた全人類の共通項
【苦悶した顔】
それが後世の光であったことを
恥ずかしく、苦しく、耐え難い
そんなあなたは未来永遠に美しい
人は才能がなかった 苦しむ才能が
若い人間は結局苦しめないまま終わる
これを思えば苦しみが喜び
宗教の言う善とは如
【詩】若い私は談笑しよう
己はいくつ、22才
若いのだから繊細に
若いのだから人生への感謝と敬服を胸に
若いのだからあなたの機微に敏感に
若いのだから人間として哲学し
若いのだから芸術の真髄を現し
若いのだから人の徳を褒めたたえよう
老いたのならバカになろう
老いたのなら愚かになろう
苦しみを知るあなたとの恋の末に