推し活でまた病んだら自分のことがまたちょっと好きになった話
前回こんなnoteを書いてみた。
その時はまだ2月。
一応書き添えておくと、私は中国で性感帯とか呼ばれちゃうし名前変えようぜ~と前向きな改名をするだけの予定だったはずが、そこに突然グループのエースが抜けるという大事件をぶっこんできたGのオタクである。
ちなみに担当はグループのセンター、顔面人間国宝と言われる彼である。
これから書くことは正直にわたしの中に巻き起こった気持ちや、変化などなので、わたしはそんなきもちにならなかったよ!とかそんなふうに思ったんだ!?と思う人もいるかもしれない。
それで悲しい気持ちになるひとがいたらごめんなさい。
でも誰のことも攻撃したい気持ちとかはないので、へーって呼んでもらえたらうれしいな。
前回のnoteを書いた時、わたしは気持ち新たに、推しGから旅立つひとりのことも、残る3人のことも温かく見守りゆったりと応援を続けていこうと静かな決意を胸に3月31日を待つことを決めた。
だがしかし、女心なんて秋の空である。
春だけど。
毎日、
なんか今日は大丈夫!!たのしい!!
ってなったり、
いや、なんか今日はさみしい…けんとわたしをおいていかないでメソメソ…ってなったり、
ジェットコースターのような気持ちのアップダウンを日毎繰り返しながら、うまくえっくすでも気持ちを言語化できないままに静かに過ごしていた。
でも読書とかジムに行ったりとか、友達とあそんだり、新生活の準備をしたりだとか、まあなんだかんだ楽しく過ごしていた。
そしてやってきた。
3/31
3月が終わってしまう。
信じられない。
幻の3月32日を探したり、ブラッシュアップライフしてなんやかんやこの未来を変えられないものかと妄想してみたり、なんかみんなが安易に思いつきそうなことは一通り考えながら3/31にたどり着いてしまった。
20時からのラストライブの配信に向けて家のことをあれこれやって、家族の協力も得て、ひとりでテレビに向かいその時を迎えた。
あー4人での時間もこれで最後か。
そう思うと自然と涙が出て、でもいつも通りのトークに、いつも通りの笑顔をみて、しかもスペシャルゲストの登場もあり、なんだかんだ楽しくその時間を終えた。
寂しさがないわけはない。
好きだった分だけさみしいのはあたりまえのことなのだ。
寂しいという感情は好きだった分だけ、私自身が大切に抱えていくわたしの荷物なのである。
誰のものでもなく、私が抱えて少しずつ荷降ろししていかなくてはいけないのだ。
ありがとうSexyZone。
だいすきだよSexyZone。
そうしてわたしの3/31はおわった。
でもわたしの推し活はおわったわけではないのである。
4月1日
わたしの担当はグループに残る側である。
そんなことで、この日は新しいグループの改名発表の日になったわけである。
今も昔も箱推しには変わりないが、わたしは担当を決めてからこのグループを推し始めた訳では無い。
箱推ししてたらおのずと担当というものを考える。
でもみんな好きだしわからんな。と思っていたが、
ある時、
わたしの担当はこのひとだ!!!!このひとを応援したい!!!!このひとがしあわせなのがいい!!!このひとのことがだいすきだ!!!!
となんか雷に打たれたように思ったのである。
(なんかはずかしいしここでは書かない)
そんなわけで抜けたメンバーのことはもちろん暖かく見守りつつ、わたしは新グループのオタクになるべく改名発表を見守ることとなったわけである。
グループのエースが抜ける。
それは単純にパワーダウンだ。
それでも3人でやっていくと決めてくれたなら、その決断を後押ししたいし、オタクとして支えたい。
腕をぶんぶんぶん回しながら、
気合十分に改名発表を待った。
衝撃の発表に、
ぶん回した腕がもげるかと思った。
まさかの、
グループに新メンバーを迎えると言い出したのである。
もしかしたらこの事務所のオタクじゃなければわりとあることなのかもしれないし、前向きに受け取られることなのかもしれない。
でもこの事務所では前例がない。
ということは、我々には耐性がないのである。
わたしは3人からの改名発表と同時に、きっと素敵なお知らせが沢山出てきてくれると考えていた。
イベントがあったり、ライブがあったり、こんな新しいコンテンツがはじまるよ!だとか、
3人とともに進んでいくことを決めたので、
3人といっしょに楽しむ準備をしていたのだ。
しらない人を受け入れる準備は、
正直していなかった。
再・病んだ。
今回は過食には走らなかった。
でもその代わり、鮮やかに見えた景色が途端に色を失うように、きらきらしていたすべてが輝きを失ったように思えて、推し活から単純に足が遠のいた。
4月からの新生活がばったばただったのもあり、わたしは考えること、見ることを放棄した。
仲のいいオタ友との連絡もとることも躊躇した。
そう、
わたしは根っから素直な人間なのである。
他人の好きな物、楽しいことに水を刺すのはいや。
人のすきを否定は絶対にしない。
自分がされたくないから。
それでも自分が楽しくないことを楽しんでいるポーズをとることも、
したくないしできない。
いいと思わないこともいいと言えないし、
好きじゃないことを好きとも言えない。
30年以上かけてもこういうところはぶれなかったので、もう自分のこういうところとは一生仲良く付き合っていこうと決めている。
推し活からこのままフェイドアウトしていく未来を少し思い描いた。
悪いタイミングでもないようにも思えた。
そこでのらりくらりしていたらやってきたのである。
ひさびさの現場だ。
帝国劇場がリニューアルする。
それにともなって最終年度は色んな懐かしい演目人気な演目をやることが決まっていた。
私の推しもそれにでる。
Endless SHOCKだ。
チケットを既に過去の自分が押えていた。
でも前日にチケットをとる方式だったら、私はその行動を取らなかったかもしない。
それくらい、気持ちはショート寸前だった。今すぐ会いたくもなかった。
いちばんこのテンションで迷惑をかける相手は誰か。
連番相手である。
連番相手のお友達とはそこそこ長い付き合いになる。
同担で連番をしたことが無かった私は、彼女と出会って同担の連番めちゃたのしいやん!!!!!と知ることが出来た。だいすき。
でもそんな彼女にも甘えながらなんとか昼公演に向かったのである。
そしてブザーがなり、消灯し、音楽が始まる。
幕が開き、煌びやかなステージ。
そして、やってくる。
わたしの、推し。
え、やだかっこいい。
かっこいい。
え…………かっこいい。
すき。
めっちゃすき……………すき!!!!!!!!!
え!!?????だいすきなんだけど!!!???え!!!!
声は出せないながら、テンション爆上がり。
わたしのガラス玉みたいな瞳に光が宿る。
目の前にいる推し。
テレビの中でみてると、もしかしたらCGかもしれん。と疑ってしまうくらい美しい造形のお顔なのに、中身はちゃんと人間くさいわたしの推し。
目視した瞬間に、
同じ空間で空気に触れた瞬間に
ああ、わたしは全然推しのこと大好きじゃん…と改めて気づく。
一幕が終わり、休憩にはいった。
開演前と一幕後のわたしが魂ごと入れ替わったようなテンションの差だったのに、友人は優しいので優しく受け止め、いっしょにかっこよかったね!かっこよかったね!と言い合ってくれた。だいすき!
舞台後、LINEのグループから足が遠のいていた友人たちに誤字たっぷりに大興奮で勝利くんがかっこよかったことを語り、推し活をこれからも続ける宣言をし、スキップする勢いでおうちに帰って、今に至る。
え、わたし、めっちゃかわいくない?
思い返せばなんか不貞腐れていた。
また私は性懲りも無く、前回のnoteを書いた時のように己の思い描いていた未来と違う未来を目の当たりにして、面食らっていたのだ。
でも決して、それは悪いことではない。
何かが起こった時、変えられるのは己の行動だけだ。
わたしは事が起こった時、一時的でも推し活から離れることを選んだ。
自分の心や想いを守るために。
色んなことがあっても、
わたしはそれでも推しのことだけは、推しへの気持ちだけは疑わずに来た。
そのはずだったのに、わたしはその気持ちを疑った。離れちゃうかもっておもった。
でも目の前に現れた美の暴力でわたしは目が覚めた。
佐藤勝利かっこいい。
そして単純なわたし、ちょーかわいい。
推しはかっこいいし、わたしはかわいい。
なにこれちょー世界って平和じゃん。という小3くらいの感想が頭を駆け巡った。
でもそれが、とっても幸せだと思った!
思えば、推し活を初めてからわたしは、内面も外面もとっても磨かれたと思う。
現場もあるしお友達にもあうし!と新しいお洋服を選んだり、お洋服を選んだらもっと綺麗に着こなしたいし!!とダイエットをして肌ケアをした。
スキンケアやお化粧も元々好きだけど、仲間内でみんなで綺麗になろう!!!とオススメのものを紹介し合ったりもする。
推し活のためにSNSをやると、色んな人、色んな思想に出会う。
個々の考えは個々の考えでいいとおもう。
でも他人の好きを否定していないか、どういう言葉遣いや言葉選びをしている人がわたしには刺さり、好きだと感じるとか、またどういう物言いが人を傷つけるのか、どうしていけば人に楽しい気持ちを届けられるのか。
そうしたことをたくさんたくさんかんがえた。
今も考え続けながらこのnoteをちまちま打っている。
推しのファンをかたりながらSNSをすること
🟰推しのプラカードを提げながら物を語ること
だと思っているので、
いつも推しに恥ずかしくないわたしでいたい!
と内面も日々律することができている気がする。
わたしは推し活をしてる私がすきだ。
推しに見られてはずかしくないわたしは
推しと同じくらい素敵なわたしだ。
推しはかっこいい。
わたしはかわいい。最高。
どうしたってまた立ち止まることもあるだろうし、
気持ちに波もあるだろう。
迷う時だってある。
それでも推しが笑っていてくれたら
やっぱりわたしはうれしい。し、推し活してたらわたしはいつだってかわいい!!!
推し活のおかげでまた気づきを得て、
またわたしはわたしのことがより好きになれた。
グループの今後もこんな気持ちのまま、
ゆったりと見守っていきたい。
今回のnoteは日記みたいになった。
長すぎ日記で相変わらず指もうるさくてすみません。
読んでくれた方も素敵な推し活ライフを送れますように!
推し活をしているあなたは、
きっとあなたが思っている以上に
きらきらで素敵で可愛くてかっこいいと思います!
お互いそんなファンでいられますように!