西九州新幹線「かもめ」走行試験が始まる 駅で歓迎セレモニー 1 いさはやひろし 2022年5月15日 22:14 西九州新幹線に導入されるN700S「かもめ」の走行試験は、鉄道・運転機構とJR九州が合同で10日から来月16日まで実施します。試験では、武雄温泉駅から長崎駅までの69.6キロの区間で、6両編成の車両が1日あたり1往復から3往復します。線路や信号などに異常がないか調べるほか、走行速度を30キロから最高で260キロまで段階的に上げていき、安全に走行できることを確認します。基地を出た車両は10日、新大村駅、諫早駅、長崎駅に入り、それぞれの駅で歓迎セレモニーが行われました。新大村駅では、地元の園児や住民など約400人が出迎えました。見に来た人は 「ワクワクしますね。早く乗ってみたいですね」西九州新幹線の開業後、博多から長崎に行く場合、途中の武雄温泉駅で在来線特急から新幹線に乗り換える「リレー方式」になります。所要時間は最短で1時間20分になり、現在と比べて30分ほど短縮されます。JR九州は、博多~長崎間の自由席料金を現在在来線特急より460円アップとなる5520円に設定し、国土交通省に認可申請中です。「かもめ」の車両のデザインは、水戸岡鋭治さんによるものです。客席の背もたれや肘掛けに木を使い、座面には草木などを描いたクラシックな内装に仕上がっています。車両は11日、佐賀県の武雄温泉駅や嬉野温泉駅へも入り、残り4か月あまりとなった開業に向けて調査が本格化します。 いいなと思ったら応援しよう! よろしければサポートをよろしくお願いします🙇⤵️ チップで応援する #JR九州 #博多駅 #かもめ #西九州新幹線 #長崎駅 #諫早駅 #車両基地 #武雄温泉駅 #嬉野温泉駅 #新大村駅 #新幹線車両基地 1