
キハ200系気動車(キハ200けいきどうしゃ)は、久大本線·豊肥本線を走る。大分駅
キハ200系気動車(キハ200けいきどうしゃ)は、1991年(平成3年)に登場した九州旅客鉄道(JR九州)の一般形気動車。
筑豊本線・篠栗線の輸送改善用として新設された快速列車「赤い快速」用の車両として開発され、その後指宿枕崎線・大村線の快速列車用として投入された。1997年(平成9年)以降は老朽化したキハ58・65系の置き換え用に増備が再開され、九州地区の非電化各線で運用されるようになった。

当時増備されていた811系電車に準じた接客設備と、後述する爪クラッチ式変速機に代表される先進的機構が高く評価され、1992年に「鉄道友の会」の第32回ローレル賞を受賞した。

本項では各番台に共通するものを説明する。
車体
普通鋼製21.3 m車体で、片側3箇所にステップ付きの両開き扉を設置しており、前面は貫通扉を設けた構造となっている。ブレーキシステムを電気指令式とし、自動空気ブレーキの在来車両との併結は考慮していないため、連結器は電車と同じ密着式のものを採用しているが、非常時に在来車と連結するための中間連結器を装備している。
側窓は幅984 mm、高さ930 mmの大型2連窓で立席者の視界を改善するため811系のものよりも10 mm高い大きさとなっている。側窓のうち開閉可能な窓は一部のみで、固定窓については中央にあるロールカーテン縦桟のために一見2連窓に見えるが、実際には大型の1枚窓となっている。

デザインは水戸岡鋭治率いるドーンデザイン研究所が手がけており、赤一色で客用ドアのみステンレス無塗装の銀色である。長崎地区の車両は、青一色に客用ドアを赤色として側窓下部に「SEA SIDE LINER」のロゴが標記されている。鹿児島地区の車両は製造当初は赤であったが、1995年(平成7年)にキハ200-7・5007が「いぶすきキャンペーン」の一環として黄一色に、客用ドアをステンレス無塗装の銀色として、側窓の下等に「NANOHANA」のロゴを入れたものに変更され、1997年から他の車両も順次同じ色に塗り替えられたが、これらの車体色の黄色は実際の菜の花であるアブラナの花色とは異なり山吹色に近い。
上記いずれの車体色においても各ドアには813系と同様に数字が記されている。
鹿児島地区の車両のうち特別快速「なのはなDX」用のキハ220-1102は車体に表記されているロゴが他の車両と異なっていた。

熊本駅 - 宮地駅
三角線 宇土駅 - 三角駅
鹿児島車両センター

キハ200系0・1000番台(一部5000番台)
・豊肥本線、久大本線、鹿児島本線などで使用中
・5011は事故廃車した1011の代車
・YC1系新製に伴い、12Fが佐世保より転入
・佐世保車両センターキハ200系配置表→配置表
・0番台にトイレあり
・全車転換クロスシート、ワンマン対応
JR九州の車両形式(型式):キハ200系の車両 79両が登録されています。
運用中の車両 64履歴を表示しています
https://raillab.jp/series/1438/cars/list?act=1
JR九州キハ200系の編成表
JR九州キハ200系の編成表の編成表、編成データ、ニュース、写真について公開しています。間違いありましたら一番下にある間違いを指摘するボタンから連絡ください。
【JR九】最後のシーサイドライナー色キハ200-556+キハ200-1556小倉総合車両センター入場へ
2021年12月6日、鹿児島車両センター所属のキハ200-556+キハ200-1556「シーサイドライナー色」が、小倉総合車両センターへ入場のため回送されました。この編成が入場し他の編成同様塗り替えられれば、シーサイド色は消滅となります。
JR九・キハ200系・6編成
https://raillab.jp/photo/85182
キハ200形、長崎地区から引退 ラストラン列車でイベントも 今後は大分や熊本へ JR九州
さみしくなりましたね。
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