100日後にでてくる尿管結石① [体験談]
ご覧いただき誠にありがとうございます。
友人に話して好評でしたので、自分が体験した尿管結石についての症状や治療について記載したいと思います。
3部構成になりますが、メインの内容はこの記事①に記載することになります。
記事②
https://editor.note.com/notes/nd43027fa2c5d/edit/
記事③
https://note.com/modern_ixia588/n/nf44c2d929656
当時20代後半 男性 医療従事者
以下より本編スタート
◎尿管結石の発作〜痛み消失前まで
いつぞやの木曜日私はいつも通り仕事をしており、午前の忙しい時間帯を過ごしていた。
仕事中に尿意はあったが、仕事が忙しくて席を外せそうにないので、昼過ぎに一段落するまでは我慢しておこうと決めていた。
仕事も落ち着き、トイレで用を足そうとするが、尿道からは1滴も尿がでてこない。
いまだかつてこんなことは人生で一度もなく、しばらく理由を考えていた。
前日に脚上げ腹筋をそれなりの強度でしていた。そのせいで筋肉痛がでてしまい、それを尿意だと勘違いしていたのだと結論づけて仕事に戻った。
その後午前の仕事が終わり、従業員は各々昼休みにはいる。私は職場が家から近いので、昼休みは毎日家で過ごしていた。
歩いて帰路につく道半ば、右の脇腹から右腎臓部分にかけて前触れもなく猛烈な違和感を覚えた。
家と職場の中間点で症状が出たので、戻るかこのまま進むか考えてたが、携帯電話は家に置いてきたので、そのまま進むことを選択した。
痛みはないが、ずっしり重たく何かが這いずり回っている感覚。真っ直ぐ立っているだけではこの違和感は改善しない。
数十秒経つにつれて、違和感は増していく。ついに真っ直ぐ立っていることが難しくなった私は、前屈みになりその状態で走ることにした。
端から見たらなかなか気味が悪い絵面だが、そのときの私はとにかくこれ以上ひどくならないことと、早く家に着きたい気持ちで一杯だった。
幸いにも前屈みの状態だと違和感が緩和され、道半ばで倒れることなく家に帰ることができた。
家に到着して椅子に座りすぐに痛み止めを飲んで、温湿布を患部に貼る。
家に無事帰ることができたことと薬を飲んだことで、安心したのか食欲がでてきた。家に帰ってからは違和感の増長はない。
この症状的に飲んだ痛み止めは効かないことや、仕事に戻ってひどくなるようなら早退しようなど、食事をしながら色々考える余裕もでていた。
そんなこんなで家をでなければならない時間まで残り10分。
患部に貼った温湿布の薬効は期待できないが、暖めることで良くなる感覚はあったため、湿布を剥がしてシャワーで患部を暖めていた。
気持ち的に幾分ましになり、ギリギリまでシャワーをあて続ける選択をしていた私ですが、ついにいままでに経験したことのない痛みに襲われる。
あまりの異常さに混乱してしまい、シャワーをあて続けることすらできなくなってしまった。
落ち着くことはできず、素っ裸でびしょ濡れのまま布団に横たわり、そのまま堪らず悶絶してしまう。
右の腎臓部分とその周辺がめちゃめちゃ痛い。体感的には拍動性の痛みに、突発的な痛みが混ざってくる感じだった。(拍動性の痛みは、あえて例えるなら火傷二日目の痛みが身体の中を這いずり回る感じ)
この時点で今日の午後の仕事は無理だと悟り、連絡をするために携帯電話を手に取った。
しかし言葉を発しようものなら、嘔吐してしまうことが直感的に分かってしまったため、連絡することはできなかった。
どうすることもできずに、布団で悶絶して時間を過ごしている私ですが、ここで尿管結石の発作で一番苦しめられた症状である嘔吐に襲われます。
ギリギリでトイレに間に合い、先程摂取したものを戻してしまうが、その際も突発的な痛みは続き、計二度戻してしまいます。
※嘔吐は我慢できません。「我慢できない強い痛みがでる=嘔吐してしまう」方程式が完成されます。(個人的見解)
痛みに悶絶し、トイレでも痛い痛い痛い痛いと連呼している私を、すぐに新たなる痛みが襲うようになります。
戻し終えて、少し嘔気が落ち着いたので布団に戻りました。(このタイミングで会社に連絡いれて戻れない旨を伝えました)
変わらず痛みと戦っていたのですが、明確に右の金○に突き刺すような痛みがでてきます。
両側でなくて片側の金○にのみです。突き刺す痛みの他に内側からじんわりくる痛みのおまけ付きです。
※もし○に何が入るかわからない場合は「玉」を入れて補完してください。
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