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プレイリスト「秋」 解説編

こんばんわみなさま。
前回、Twitterで有志を募り、「夏」をテーマにしたプレイリスト作成を行ったのが思いのほか楽しくて、ある知り合いのプレイリスト構成があまりにも素晴らしかったので今回は僕もそれなりに熟考してプレイリストを作成しました。

詳しいテーマは結末に書こうかなと思います。

まだ聞いていない方はこちらを


1. セピア色の九月 / Kaede&Lamp

主人公が眠っているところからこのプレイリストは始まります。
主人公は夢の中で、記憶にある「あの夏」を泳いでいます。
しかしもう季節は変わり、少しのノスタルジックに思いをはせ、秋の訪れを歓迎するとともに一つの季節が過ぎ去ってしまった悲しさを味わっているところです。

2. England / Ed sheeran

主人公が目を覚まし、カーテンを開け、一日の始まりを新鮮な空気とともに受け入れている様子です。エドシーランの新譜「Autmn Variations」から一曲、一日の始まりを連想させるようなこの曲をセレクトしました。

3. 季節 / 星野源

(曲自身の考察)この曲、多分春夏秋冬すべてにマッチするのではないかと思うのですが、僕はこの曲の歌詞で1番には「湯気が狭いお空に」2番では「白い息がお空に」とある。多分1番から2番にかけて時間の経過が描写されていて、季節が移り変わっていくけれど、「誰かとほほ笑んだその季節を思い出す何かにとりつかれていたように」とあるようにずっとずっと「誰か」を忘れることができていない。すべての季節を過ごしたあなたを忘れられていない様子が見られる。

んで、なんでこの曲を入れ込んだかというと。
主人公は恋人のもとに徒歩で向かっている様子で、過ごしやすい暖かさでぼんやりとしている中、ふと「昔の誰か」に思いをはせている…。って感じです。この曲(星野源の昔の曲は大体)は春とか秋とか穏やかな季節にぴったりだなっておもってて、私は「白い息」のフレーズが好きで、それに連想されるのが秋だったのでこの曲を入れました。

4. Goodie Bag / Still Woozy

この曲は普通に曲調が好きだから入れました。Cozy Autumn Vibesってやつ
こういうチルめの穏やかな曲を聴きながら自然の中にいたり、芝生の上を眠るなどしたりしているのですが、それが気持ちよすぎて…。
この主人公と恋人もそういう風に「過ごしやすい季節になったからゆっくり過ごそう」って感じで時間を共にしている様子を表現しています。

5.The Adults Are Talking / The Strokes

大学1年のころ、『秋だし、落ち葉拾いするか~』なんて思って空きコマの時にキャンパス内にあるハイキングコースをこの曲が入ってるアルバムを流しながら歩いたという思い出から入れてみました。
二人もそうしている。のを表したかった。

(余談ですが、このシリーズめっちゃおもろい)

6. 5:32Pm / The Deli

ここにきてまさかのインスト。
タイトルが5:32Pmってことから夕方に二人でのんびりとしている。多分カフェでコーヒーとか飲んで休憩してる。

この曲、もしかしたら失礼かもだけどおしゃれVlog系YouTuber使ってそう

7. We Fell in Love in October / girl in red

秋といえば、girl in red
girl in red といえばこの曲。って感じでこの曲を入れました。girl in red って秋をテーマにした曲多くないか?「秋にとらわれている感じがして好きだ!一つの季節にとらわれている感じ、イイ!」とか思っていましたが、全然夏をテーマにした曲もありました。はい。

時間は過ぎ、だんだんと夜に近づいていきます。秋が深まる木々の中、二人は白い息を吐いている。澄んだ空気、二人が落ち葉を踏む音だけが聞こえている様子です。楽しい時間(一日)も終わりが近づいてきて帰路に帰ろうかとしています。夜は干渉的になりますものね。

8.金木犀の夜 / きのこ帝国

夜は干渉的になる?はい、そうです。次はこの曲なんです、この曲なんですよ…!フジファブリックの曲かこっちを選ぶかで悩んだのですが、こっちの方が思い入れがあるのでこっちにしました。二人はすっかり日が落ちた中、買い物を終え、家を目指している様子ですね。
愛も変わらず主人公は恋人と談笑しているのにもかかわらず、「昔の誰か」を忘れられていない様子です。早く忘れればいいのに。
「いつかほかの人を好きになったとしても忘れないで」←呪いだ…。

余談(金木犀について※読み飛ばして可能)
金木犀って私たち若者はとても好んでいい香り~!とか思うし、人気は高い方ですよね。香水で結構人気な方だと思うし。だけど、私たちの母親の世代にとっては金木犀=トイレの芳香剤のイメージが強いらしいんですわ。
ふしぎ~~~~。最近金木犀の香水のコーナーに行ってテスターを使ってみたけど、人工的なにおいも、香水として人間の体から発してるのもなんかいやだな。散歩してるときに街中で薫るのが一番いいや。昔は金木犀の香水に劇ハマりしてたのに。そう、その話をするとですね。京都に旅行に行った際金木犀の香水を買って毎日のようにつけてたんですよ。そしたら当時片思いしてた先輩が「いいにおいする…。」って言ってくれたんですよ。うれしかったなぁ。失恋した後も「金木犀の香りをかいだ時私のこと思い出してほしい!」とか思ってたけどよくよく考えたら高校生に手を出す大学生はダメですよね。

9. 雲丹と栗 / ずっと真夜中でいいのに。

二人は無事家につき、旬の料理を作っている様子です。
だって今日は秋の宴だもん!
土鍋はぐつぐつ湯気を上げ、ほこほことした雰囲気の中、暖かな食事を二人で囲んでいる様子ですね。絶対この家の電気は電球色だ。そうでなきゃ困る。

10.  Day 1 ◑ (Late Night Version) / HONNE

時間は進み、深夜。恋人の寝顔を見つめながら主人公は今日一日を振り返っている様子です。恋人に会う前、恋人と会っている最中も「昔の誰か」を思っていたけれど、やっぱり今の恋人と過ごす日々がかけがえなく、幸せであるとひしひしと感慨深くなっている様子です。

Hour by hour, minute by minute(1時間ごとに、1分ごとに)
I got mad love for you and you know it(君を大好きになるし、君もそれを知ってる)
という歌詞の様子から恋人への気持ちを募らせていますね。
Late Night Ver,にしたのも意味があるんだぞ!

余談(HONNEについて)
HONNEとの出会いは高校生の時でした。確か星野源か松重豊さんのラジオで知った?のかな。k-popが好きな同じクラスの子がインスタにこの曲を載せていて『なんでケーポオタがこんないい曲知ってるんだよ!』って思っていたらBTSのRMとコラボしてたらしいですね。ちなみにHONNEのお二方は日本が大好きだそうです。HONNEも本音から来てるそうで。
あとこのDay1が入っているアルバム「Love Me/Love Me not」では◑と◐を使って「昼と夜」の二面性を表してるの。良くないか??????




と、こんな感じですね。初めてこんなに書きましたし、歌詞と和訳を読み込みました。楽しいな。ある人が「プレイリストを見せるのは少しエッチだ」とかなんとか言ってたのも少しわかる気がする。ここまで考えながらプレイリストを編成している人がいるかはわからないが。

とまぁ。このプレイリストは秋をテーマに作成したものなのですが。僕はそこに物語性も付随させてみました。これがまぁきしょいきしょい。
なんとなく予想はつくと思うのですが、解説すると。
季節が過ぎていくことすらに感傷的にノスタルジックになっちゃうわりと引きずるような主人公が秋という季節を恋人と存分に楽しみながら過去の思い出を克服し、受け入れ、現実(いま)と目の前の恋人を大切にしよう。としている。様子を表したプレイリストになります。
あぁきしょい。
大体ほとんどの曲が恋愛ソングのようなものだったからね。
とても楽しかったです。これから冬に向けたプレイリストも作成していたいのですが、ちょっと物語性を添えられるかはわからないです。

音楽って楽しい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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