読むと星空を眺めたくなる。(読書感想文)
暦のうえではもう春でも、私自身、まだまだ寒さは本番前だと思っている。
そんな私は読書をするようになってから、沢山の作品に出会ってきた。
その中でも、今の季節にオススメしたい本がある。勿論、これは私の『好みと独断』な訳ですけど…(笑)
都会の路地裏にある「三軒茶屋星座館」店主の和真(かずま)のもとに双子の弟の創馬が小学生の娘と共に和真の元へ来るところから物語が動き始めてきます。
「三軒茶屋星座館」には、プラネタリウムが併設されていて和真の星座の解説を聞きながら過ごすことも出来る場所。
プラネタリウム☓神話☓人
星座館に訪れてくる常連さんなどの人物を通しその人物の悩みを神話に絡ませて解いていくようなお話でもあります。
魅力的なのは、和真のする神話の解説が凄く現代的で砕けている所。
変にかしこまってないので、とても読みやすく、わかりやすいです。
私はまだ全ての巻数を読めているではありませんが、これから読み勧めていくのが楽しみでもありますし、冬という今の時期に「冬のオリオン」から始まる物語は、今の季節に読み始めるにはピッタリだなと私自身感じています。
また、全4巻あるシリーズは四季に合わせた星座の題名が付いているので一旦全部読んでから、後でまたその季節が訪れた時に合わせて読み直すのも楽しいのではないかな〜と個人的には思っています。
また、全部の星座は分からなくても、この物語を読んだ後に、今の時期なら冬の夜空で一番分かりやすくて大きいオリオン座を眺めてみるも素敵で癒やしかな〜と勝手に思ったりしています。
私も「冬のオリオン」を読み終わった後、冬の夜空を眺めてしまいました。
もし、機会がありましたら「三軒茶屋星座館」お手にとってみて頂けたら嬉しいです。
ここまで読んで下さりありがとう御座いました。
宜しければこちらもどうぞ〜(^^)