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ソダシありがとう

大好きで応援していた競走馬のソダシが、昨日電撃引退を発表した。
年齢的に引退も近いと思ってはいたけれど、こんな形(脚部不安を発症)で引退のニュースを見る事になるとは思っていなくて衝撃を受けた。
叶わぬ夢かもしれないが、引退式があるなら現地に駆けつけたいくらい。

私がパニック障害になって4年、ソダシが競走馬デビューして3年、ソダシの存在を知って2年、その2年はソダシの存在が私の生きる希望になっていたのは間違いない。

そもそも、競馬とは無縁だった私が、競馬に興味を持ったのは、『ウマ娘』と言う実在する競走馬を可愛い女の子に擬人化させて、育成を楽しむ育成シュミレーションゲームを友人から教えてもらったのがきっかけだった。

気づいたらゲームより、実際の競走馬の方に興味を持ち始め(特にゴールドシップと言う馬が好きで何度か会いに北海道まで行った)、テレビでソダシの存在を知り、美しさと強さに衝撃を受け、ゴールドシップのお世話を担当していた、今浪隆利厩務員さんがソダシのお世話もしていると知って、今浪厩務員さん含め、この子を応援しようと決めてからずっと応援してきた。

実際に現地まで会いに行けたのは体調の事もあり、2回だけだったけれど、それ以外のソダシが出るレースはいつもリアルタイムでテレビで応援していたし、ソダシの最後のレースとなった今年6月4日の安田記念は、今浪さんが定年退職で現地で見られるのが最後になるとの事だったので、行かなきゃ一生後悔すると思い、頓服の薬を2錠もカチ込んで、人混みに対する不安やざわつき吐き気と戦いながら、友人と見に行ったのはいい思い出だ。


"推しは推せる時に推せ"


とはまさにこの事で、まさか今浪さんだけではなく、ソダシを見れるのも最後になるとは思っていなかったけれど、パドックの前方でしっかりとソダシと今浪さんの姿を目に焼き付ける事が出来た。
レースは後方でしか見れなかったけれど、声を出して現地の人達と一緒に応援出来て良かった。
正直、安田記念当日は、朝起きた時から倦怠感が強くて、出発前からメンタルの調子は良くなかったが、やはりあの時現地に行く選択をしたのは間違いじゃなかったと思う。
あの日の自分を褒めてあげたい。


ソダシと出会って本当に沢山得られた物があった、もう辞めてしまったけれど、前の職場で仕事をしていた時は上司やお客様と、ソダシや競馬を通じて距離を縮められたり、普段話さなかったであろう層の人達と話すきっかけになってくれた事。
グッズを買ったり、現地に行く為に、より仕事を頑張ろうと思えて仕事の成績が上がった事。
体調が良かった時は、牧場や厩舎に馬を見に行ったり、乗馬をしに行ったり、ソダシを現地まで応援しに行ったりと、競馬を含め、馬に興味を持たせてくれて、外出し行動する意欲を起こさせてくれた事。
札幌でレースがあった際は飛行機に乗らなくてはいけなかったけれど、ソダシのおかげで不安だった飛行機も乗れた事。
何よりパニック障害を患い辛くて苦しいと思っていた私の生きる希望になってくれた事。


大ファンってつもりはなかったけれど、人間の写真集すらほぼ買わなかった私が、ソダシの写真集が出たら速攻で買ってたし、グッズもいくつか買ったし、スマホのホーム画面もずっとソダシだったし、スマホカバー(クリア)にもずっとソダシの応援馬券が見えるようにして入っている。
気づいたら生活の一部にソダシがいてくれるのが当たり前になっていた。
noteにまで書いちゃう位にはソダシの事が大好きみたい。

書きたい事が沢山あって上手く纏まらないけれど、ソダシと出会えて、リアルタイムでソダシの事を応援出来た事がとても誇りです。
本当に美しくて強くて可愛い競走馬(天才的なアイドル様)でした。
コロナ禍で暗いニュースが多かったり、病気になって落ち込んでいた私に夢と希望と感動を与えてくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。
ソダシは小さな子からお年寄りまで沢山の人に愛された競走馬でした。
3年間本当にお疲れ様でした。
第二の馬生ゆっくり過ごしてね。
ソダシがママになっても応援しています。

ソダシ大好き。






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