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映画【Ondan Sonra 】を観て
唐突ですが、富山県砺波(となみ)市が舞台になっている映画
Ondan Sonra
を鑑賞してきたので、熱が冷めやらぬうちに感想を書きたいと思います。
富山県内2箇所でのみ先行上映をしている作品のため
何を書いてもネタバレになってしまうので
全くネタバレにならない内容で書いていこうと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1732452104-KY1QcrR7DO3dgW04JuaGXhLe.png?width=1200)
・映画のスタートから富山弁
てっきり標準語で主要人物は会話するんだろうと思っていたので
最初から主要人物たちが富山弁で話し始めるのに驚きを隠せない。
富山在住の方ならわかると思うのですが、普段富山弁で喋っている人であっても
文章におこされた富山弁を読むと、とてつもなくわざとらしくなるんです!!
中学式時代、先生からも『集会でやる劇に富山弁使うな。わざとらしいから』と言われたのを鮮明に覚えている。笑
しかし、俳優さんと方言指導の方が素晴らしく、独特のわざとらしさが少なくて安心して観られます。
途中、あれ?こんなに関西弁ぽいイントネーションだっけ?と思ったこともありましたが
砺波市のある県西部は、西日本の影響を強く受けている文化なので同じ富山弁でも
県東部より関西弁寄りのイントネーションになるので客観的に聞くと、関西弁に近く聞こえる部分がありそう。
・トルコ ヤロバの景色が美しい
トルコのヤロバ市が姉妹都市ということは知っていましたが、どんな所かは全く知らず。
劇中で、トルコのヤロバ市の映像を観るまでどんなところかも知りせんでした。
そして、美しい!
・本当にオール砺波ロケ
『見たことある場所』どころか、普段行っているような場所が次々出てくる。
作品を見て、すっかり三上さん(主人公の勤め先の社員)に心を奪われた私ですか
作品中に、三上さんが行ってる店、前行った所じゃん…!みたいな、逆ロケ地巡りを楽しめました。
・それから に温かく向き合える
タイトルの『ondan sonra 』は、日本語で『それから』という意味だそう。
映画を見終わった後、それぞれの『それから』に温かく向き合える力をくれる作品だと思いました。
公開初日二日目にあった、舞台挨拶に行けなかったのが悔やまれる…!
それくらい出演されている俳優さんたち、皆さんのすっかりファンに。
何者になれなくても、私のそれからは悪くないのかもな。と、
就労に心がすり減り切ったアラフォーの心に染みる作品でした。