【自殺者】は2.5時間に1人、1日当たり だと60人の人が自殺 (それが毎日毎日)――日本という国
【ピエロの手記 27】
ちなみに、世界全体だと、40秒に1人が自殺しているという。(WHO)
目次
1 日本の自殺-数を見てみよう
2 自殺という事象への態度
3 本当に1人では何もできないか。
4 事象とは、解決を迫られている問題の束である
5 微小・・自分でできることはごくごく微小である
1 日本の自殺-数を見てみよう
1)1年間で20万人以上の人が亡くなっています。
これは交通事故死の6倍以上です。
2)自殺未遂者は、自殺者の10倍以上と考えられています。
3)年代的には50~60代の人が最多ですが、20~34歳までの若い
人の場合は ,死亡者数の40%以上を自殺者が占めています。
2 自殺という事象への態度
上の数値を見てこれは重大なことだと思わない人はいないのではないか
と思います。
さてそこからが問題なのです。
A 「これは確かに大きな問題だと思う。
しかし私1人が心配したところで1人では何も出来やしない」と、
そう考えてしまうと、自殺という問題を単なる客観的情報として
スルーしてしまうことになるのです。
3 本当に1人では何もできないか。
では問うてみましょう。
ネットで、〈自殺予防〉,〈1人でできること〉この2項検索を
したことがありますか。
4 事象とは解決を迫られている問題の束である
事象を、ただ認識の対象としか見なければ 2のA のように
心の糧にもならず、人間的成長にもつながらずに過ぎていってしまう
情報の消化に過ぎない。
事象を、解決を迫られている問題と見なすとき、解決の方法について
考え、自分に何ができるかと問うのである。
大切なのはここである。
5 微小‥自分でできることはごくごく微小である。
しかし、微小はゼロではない。
死を考える、悩める人への連帯を求める微小なのである。
By ‟悲しいピエロ”