トー横が危機だ!…ホストクラブなんぞへ行くな!!
【ピエロの手記 108】
トー横がピンチだ
非行の温床になる気配が見えてきた
それは 地図上の母体である
歌舞伎町に近寄ろうとしていることだ
風俗の けっこうハードな仕事を終えて
ホストクラブへ大挙して繰り込むのは
風俗嬢さんたちの日常だ
まやかしの癒しを求めずにはいられない
彼女たちを責めるのは酷だ
トー横キッズの中に
たとえ援助交際をしていたとしても
愛のまねごとをしてくれる
ホストクラブの信者が増えてきた
❛きみ 可愛いよ 誰よりも好きだよ❜
風俗のプロが吐くまやかしの言葉を真に受けて
推しのホストに次々と貢ぐ
トイレの帰りにカーテンの陰で
何と かのホストが
別の女の子にも同じことをささやいているのを聞いてしまった
そこから彼女は奈落の底へ落ちていく
彼女を非難してはいけない
まやかしのセリフを信じてしまうほどに
彼女の心は愛に渇いているのだ
類似の件でホストへの死傷事件があったことは記憶に新しい
以前 児童養護施設のボランティアに住み込んでいた
目にする彼ら彼女らは
愛着障害が服を着ているという存在だった
愛に渇いてひび割れた心の子どもたちを
(心の内で)抱きしめて
❛俺はお前を愛してるぞー❜ と叫ぶ他なかった
9月 夏休みが終わって
多くの相談窓口が門戸を開いている
文科省だけでなく多くの団体が
一人で悩んでいないで窓口へと呼びかけている
そもそも
親や教師が信頼できず
家庭にも学校にも居場所を得られない子どもたちが
文科省の窓口にに相談するだろうか
その辺の事情に疎いのは
悩んでいる子たちとひざ詰めで話したことのない人達だ
今必要なのは 相談窓口ではない
今必要なのは シェルターであり緊急の隠れ家なのだ
無理するな
身体が病気になれば
社会生活から離れて入院する
心が今の環境に耐えられなければ
隠れ家に、シェルターの扉をそっと開けよう
❛むかんけいばあちゃん❜と並んでベンチにかけよう
(むかんけいばあちゃん ⇒ ピエロの手記 106)
隠れ家、シェルターヘの誘導路を
網の目のように web に貼り付けよう
我々にできるのはそのことだ
‟悲しいピエロ”
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