「(クラスの)お金があるみんなは勉強しないでほしい」・・❛何という身勝手な!❜と思ったら悲痛な叫びだった。
【ピエロの手記 126】
低所得世帯向けの就学支援制度
それを受給している滋賀県の大学2年生
「成績の順位が下位四分の一に2回なってしまうと
支援金は停止されるのです。
クラスのみんなよく勉強し
成績は団子状態なのです。
四分の一以下になっても勉強を続けられる人は
いいのでしょうけれど・・・」
生活費を稼ぐアルバイトに追われ
困窮学生は精神的にも追い詰められている
大学へ来てまで
順位に悩まされるとは
タイトルにある言葉は半ば冗談のように聞こえるが
この大学生にマイクを手渡してあげたい気持ちになった
「お金がない」
このセリフには百人百様の思いが込められているだろう
どの思いも重くなおざりにはできないのだ
‟悲しいピエロ”