官能的な刀(夢小説的なあれ)

淡い藤色が三日月を描く
柔らかな絹の様な髪が汗の滴を零した。
青白い位の雪の様な白い肌が僅かに紅く色付いて。
低い心地よい冷酷な声を紡ぐ唇からは熱が吐き出される。
刀を筆を握るか細い指が滑る。
整ったかんばせは快楽に歪んで、それでもなおも艶かしく。
求められているのは夢ではないかと。
触れてはならぬ、そんな神聖さに犯される感覚はあまりにも甘美で、己の浅はかな想いも、願いも、肉の身も、全てで触れている己が罪深く感じてならなかった。
衣の下からは想像さえしなかった男の腕にかき抱かれて、快楽に溺れる己が淺ましい。
その瞳で射抜かれて歓喜する己が恥ずかしい。


刀剣乱舞のどの刀剣男士を想定したものか覚えてないけどね?

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