Xデザイン学校ビギナーコース2022 #1 ブートキャンプ
プレ講座を経て、ビギナーコースが始まりました。プレ講座で聞いた内容も多くありましたが、2回聞くことで違う気付きや、感じ方をします。今回は30分程度でしたがグループワークもあって、腹落ち感が増しました。
コアとコンテキスト
今回もコアとコンテキストのお話がありました。コアとコンテキストと聞くと慣れない言葉なので、まだイメージがつきにくいですが、要は「あなたは何屋さんで、何をやっているのか?」という理解をしています。
そこで、何屋で何をやっているかに当てはめて想像してみました。
「私は八百屋で、おいしい野菜を売っています。」
小学生の最初の回答っぽい感じですよね。ユーザーと価値をつけてコンテキストをいじってみます。
「私は八百屋で、地域の方々の元気な体をつくっています。」
少しいい感じでしょうか?若手クリエイティブな八百屋さんを想像してコアもいじってみます。
「私は健康創造屋で、野菜を通じて地域の方々の元気な体をつくっています。」
八百屋業は1つの姿で、野菜を軸としながら事業が広がりそうな雰囲気を感じます。地域の健康情報が集まり、健康に関係する整骨院、スポーツジム、寝具屋、肉屋、魚屋、そして病院とも連動しDXによる顧客情報管理により、健康について今まで医師からのアドバイスしかなかった地域の方々へあらゆる方面から多様なサービスを提供し、無茶苦茶元気な地域ができそうな気がします。
と書きつつ、薄いな~と感じています。あと3歩くらい踏み込んでみたいですが。。
企業だけでなく個人でも必要
八百屋の例を想像しながら、コアとコンテキストは仕事をする上で、もしくは人生においても必要なものではないかと感じました。そんな時、ふと読んでいたプロ野球のスカウトマンを題材にした漫画でこんなセリフがありました。
A:「アンタの仕事はなんだ?」
B:「スカウトマンの仕事は、才能を世に送り出すことです。」
B:「そのために、まずは才能を見出すこと。そしてその才能の開花を予見することなどがあります。」
A:「Bくん、その中でも、選手の才能を殺さないことじゃないか?」
目をつけていた自球団の育成選手を他球団の支配下登録(1軍)として、横取りされ文句を言っていたスカウトマンBに対して、超優秀野球指導者Aが指摘したBの仕事の矛盾を指摘したシーンでした。
仕事の流儀みたいに「あなたにとってスカウトマンとは?」という問いからスカウトマンとしてのコアとコンテキストを言語化し、見えていなかった(自分の利益のため見ないふりをしていた)コンテキストまで浮かび上がらせたシーンでした。
常に問い続ける
私はよく漫画を読むのですが、主人公が壁にぶち当たると、自問自答し苦悩し、失敗品がらも仲間に助けられ、思いがけぬ出会いがありその答えを見つけ出すストーリーがよくあります。(特にスポーツ系で多い気がします。)
自社のコアやコンテキストについて、自分自身に常に問い続け概念化の構築と破壊(矛盾の発見)を繰り返しながら、半年後には自社のコアとコンテキストについて自分の言葉でスッキリ言語化したいです。加えて、自分の仕事や人生についてもコアとコンテキストを見つけ出したいですね。
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