Xデザイン学校ビギナーコース2022 #2
既存のプラットフォームビジネスのPDUピラミッドを考える
今回、フォーマットを使い、自分がよいと思うプラットフォームについてPDUピラミッドを作成した。
私は、漫画が好きなので日本で一番の発行部数であり、漫画購読アプリもある講談社のジャンプは、漫画を掲載するプラットフォーマーとして、漫画家さんというディベロッパーがいると考え記載してみた。
フォーマットを用いながらPDUを考えてみること、HPからではわからないこともあり、思いを巡らせることでいつの間にかそのプラットフォーマーのメンバーとなって考えている感覚となった。
その一方で、書きながら切り口が足りないなと考えていた。そんな時、チームメンバーから「ジャンプは漫画掲載だけなのか?」という問いから、ジャンプは漫画を週刊誌に載せているだけでなく、原作を種としアプリ、ゲーム、グッズ、アニメ、映画等の事業に育てている事業の拡大にとヒントをもらえた。
また、プラットフォーマとしての技術・アセットに全国流通網やデジタル技術だけではなく、「編集者の能力」もあるというコメントに、新たな気づきも得られた。大きく見えることばかりではなく、内部にコアとしてある技術もプラットフォーマーとして必須であると感じた。
最後に、各チームの選んだプラットフォーマーと、そのPDUピラミッドを紹介してもらった。発表を聞きながら「それはプラットフォームなのか?サービスなのか?」という問いはとても大切だと感じた。そして、自社の技術・アセットを何として捉えるのか次第でサービス事業だった会社をプラットフォーマーに変革することができるのではないかと感じた。
やはりグループワークでのディスカッションは面白い。素朴な疑問から新たな気づきが生まれとても刺激になった。次回も楽しみにしたい。