株式投資108 just keep buyingの要約02
どこから始めるべきか?
何を重視すべきか
投資資産が少ないなら、貯金を増やすこと(そしてそのお金を投資すること)
すでに大きな投資資産があるのなら、投資計画
あなたは「貯金」すべきか? それとも「投資」すべきか?
自分がどちらの地点にいるかを判断する方法は、次のとおりです。
予想貯金額(今後1年に無理なく貯金できる額)を算出する
予想投資収益額(今後1年に予想される投資収益)を決定する
この2つの数値を比較する
その結果によって答えは、それぞれです。
答え:
予想貯金額のほうが多い人の場合
貯金を増やすことに集中すべきです。予想投資収益額のほうが多い人の場合
所有している投資資産の配分調整に多くの時間を割くべきです。予想貯金額と予想収益額の数値が近い場合
「貯金を増やすこと」、「所有している投資資産の配分調整」の両方に時間を割くべきです。
一般的には、年齢とともに貯金から投資へと焦点を移していきましょう。
どのくらい貯金すればいいのか?
貯金についてのアドバイス
収入は、生涯を通じて一定ではありません。
貯金は、できる範囲で行います。
貯金をたくさんできるときは、そうする
貯金をたくさんできないときは、少なく貯金する
貯金できる金額の決め方
どれだけ貯金できるかを見極めるシンプルな方法です。
次の方程式を使って月単位で計算します。
答え:貯金=収入ー支出
収入:給与
支出:毎月の固定費(毎月の支出額が決まっている家賃等)+毎月の変動費(食費等)
すでに貯金しすぎている可能性に気をつけましょう。
こうすればもっと貯金できる
貯金=収入ー支出
貯金は、「収入を増やす」、「支出を減らす」のどちらでも増えます。
それでは、どちらが効果的でしょうか?
答え:「収入を増やす」です。
なぜ投資すべきか?
私たちが今すぐ投資をすべき3つの理由
答え:
老後に備えるため
インフレから資産を守るため
「人的資本」を「金融資本」に置き換えるため
インフレ、つまり長期的な物価上昇は避けることができません。
給料は、こうした物価の上昇に見合うだけ増えているでしょうか?
いずれにしても、インフレが私たちの生活を脅かし続けます。
労働収入のない退職者にとって、インフレに対抗する唯一の武器は投資資産を増やすことです。
インフレの影響を最小限に抑えたい場合は、生活防衛資金以外のお金はすぐにでも投資に回すべきです。
年齢が上がるとともにお金を稼ぐ力は衰えていきます。
人的資本は、時間の経過とともに減っていくものです。
人的資本の減少に抗うためのものもまた投資です。
金融資本は、将来にわたってあなたの代わりにお金を生み続けてくれます。
今すぐ「人的資本」を「金融資本」に変えましょう。
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