![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148475190/rectangle_large_type_2_d87aab325704a83422a042abe854b1e5.png?width=1200)
①非結核性抗酸菌症(NTM)の診断後、 出会ったのは水素でした!
2022年に「非結核性抗酸菌症」の診断を受けました。以後、快復につながるような治療情報を探しましたが、どれも疾病内容説明や長期間の投薬治療情報ばかりで、当時の自分にとって希望が持てる情報を得ることができませんでした。不安と焦りで眠れない日が続く中、たまたま「水素吸入療法」に出会い、その後症状の改善をみることができましたので、水素との出会いや症状の進捗について記録することにしました。
これは水素吸入器の販売を目的とするものではありません。同じ「非結核性抗酸菌症」でお悩みの方は勿論、治療や投薬でなかなか改善しない病をお持ちの方の参考、一助になれば幸いです。
2022年3月
毎年人間ドックを受けているA病院で、肺X線検査の結果、片肺に陰影があるため再検査するよう指摘がありました。CT検査の結果、癌ではないようだが、まだ陰影が小さく何なのかは不確かのため、半年後に再検査することになりました。
これまで何度も経験したX線検査で、再検査の指摘を受けたのは初めてだったので大変驚きました。半年後の検査がとても長く感じたのを覚えています。
2022年7月
コロナ罹患。喉の強烈な痛み、鼻づまり、最高38.2度の発熱がありましたが、10日間程度で快復し後遺障害はありませんでした。(それまでにコロナワクチン3回接種済)
この時期、コロナの感染予防には特に注意をはらっていたつもりだったので、家族の中で1人だけ罹患したことはショックでした。このコロナ感染も肺に写った陰影と関係があるのかないのか、高熱の中ぼんやりと考えていた記憶があります。
2022年10月
A病院でCT検査の結果、陰影が同じ個所で2つに増えていることが判明したため、B(大学付属)病院への紹介状をいただきました。この時は癌罹患の不安が強かったので、「癌ではないと思いますよ」と医師に声をかけていただきましたが、大きな不安が消えることはありませんでした。
同日
B病院を受診し、A病院のCT画像を見ていただいた結果、「結核」か「非結核性抗酸菌症」のどちらかだろうとの説明をいただきました。それまで「非結核性抗酸菌症」という名前さえ知らなかった私は、医師の説明を聞きながら新たな不安が大きくなるのを感じました。
その後、喀痰検査3回、そして肺内視鏡検査を受けましたが菌の特定はできず、血液検査の結果、「MAC抗体陽性で非結核性抗酸菌症」と診断され、様子見の上で半年後にCT検査を行うことになりました。
「何故、私がこの病気に罹患したのか 」
診断を受けた際真っ先によぎったのですが、近年、「非結核性抗酸菌症」は増加傾向で、2007~14年の7年間で約2.6倍に増加したと報告されており、この病気による死亡数も増えているとのことです。(倉敷中央病院Webマガジンより)
今現在も、日本だけでなく世界中で罹患率が増えているとnet検索によって知りました。
ようやく明確な診断が出て癌の心配から解放されたものの、また半年間様子を見るだけという状況に「非結核性抗酸菌症」について独自で調べる日が続きました。
2023年5月
B病院でCT検査の結果、肺の陰影は特に変化が見られず、また半年後にCT検査を行うことになりました。
また医師に許可をもらい、コロナで退会していたジムに再度通うことにしました。週に2回、筋トレと30分程度のジョギングで汗をかき、その後、プールで軽く泳ぐ程度です。
一旦、以前の生活スタイルを取り戻し、運動を取り入れることで少しでも改善するのではないかという僅かな望みと、じっとしていると「非結核性抗酸菌症」のことばかり考えて鬱々としてしまう時間から解放されたいといった思いがありました。
参考文献
① 論文発表のお知らせ | 太田成男のちょっと一言 (shigeo-ohta.com)
② 栄養療法と水素吸入療法に魅了されて人間環境学部人間環境学科 宮川 路子 教授 : 教員・研究紹介 : HOSEI ONLINE : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
③ 水素ガス吸入療法 | 先進医療の開発 | 慶應義塾大学病院 (keio.ac.jp)
④ Journal-Club-2023.07.03.pdf (sccmc.jp)
⑤ 急性呼吸促迫症候群への長期的な水素ガス吸入は、肺内の炎症を軽減し、慢性期の呼吸機能低下を緩和する - 国立大学法人 岡山大学 (okayama-u.ac.jp)
投稿日:2024年12月16日