やめ時

先日バドミントンの社会人チームで同じだった方から何年ぶりかにメールがきた。

内容は団体戦に人が居ないからでてほしいとのこと。

バドミントンは辞めたことを伝えお断りした。

小さい頃から習い事をしても一年も続かなくて辞めてきた。

何か一つ頑張れるものがほしくて、高校はバドミントン部に入り、何があっても引退するまで辞めないと決め、三年間続けることができた。

縁あって短大、社会人と結婚するまでバドミントンを続けてきた。

その中で学んだこと。

なんでも始めるのは簡単で、やめときがわからない。

団体チームに所属しているなら自分が抜けることでチームの存続が危ぶまれることもあったり

自分の中でこの試合で結果だしたら辞めようと思っていても結果なんて全然だせないからいつまでたってもやめられない。

お笑い芸人や俳優目指してる人も結果がでるまで地元に戻らない心理と似てるのかな。

何よりバドミントンが生活の一部になってたから仕事が終わったら練習。
休みの日も友達と遊んだ後、夜練に行くのが自分の中で当たり前になってたし、バドミントンしてる人で周りの人はもっと練習行ってたからそれが普通か自分は全然練習行ってないなって思ってた。

結婚してからも練習に行く日もあって、旦那も理解してくれていた。

それがコロナになって練習がなくなって、仕事して家に帰ってご飯作って、旦那と一緒にご飯食べることが習慣になって、自然とバドミントンから離れることになり、独身時代の自分よくやっていたなと思った。

バドミントンを続けて楽しかったこともあったし、家と学校の狭い世界しか知らなかった自分がバドミントンを通して、色んな事を学べていい経験になったと思う。

高校から続けて結局何一つ結果を残せなかった自分の運動神経の無さに悔いは残るけど、やめるきっかけができて良かったと思う。

今は家族と過ごす時間が何より大事。

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