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誕生日って⁉️ 真面目でやや重めの呟き

誕生日って⁉️。
私は、その日の為その瞬間の為に『二四時間体制』を自らに課し仕事をしてきた。
『助産師』を生業にして四十年を過ごしてきた。

自称、[[助産師を天職として❣️]]。

誰にも指示されることなく、
自身の判断で、
現場に赴き、
時を待ち、
その瞬間を見極め
タイミングを測り、
ある時は、
丸一日寝食を忘れ、
ある時は、
時を止めてしまいたい❗️
と、抗ったり
いつも、
真剣に
『何処でもドア』を欲しがった私。
勿論、
あの猫型ロボットドラえもんの
ポケットから取り出す
あのワープ用のドアだ❗️
本当に、
真剣に手に入れたいと、
何度も思った‼️

その瞬間の為にだけ、
「胎児が、
赤ちゃんに無事変身し
元気な呼吸を始める!」
その姿を見届ける、
その瞬間の為にだけ。

その為にだけ
集中して生きてきた時期があった。

私の『天職。』


命が始まるのはいつからか⁉️
いのちは、
いつから生命になるのか⁉️
命の始まりは、
何をもって、始まっていくのだろう⁉️

生命の始まり。

何処から始まるのか、、、、。
それは、まず直に見ることが
不可能な女性体内の深部に
存在した一粒の受精卵の存在から。

受精の瞬間を
映像が創り出して可視化した。
二つの細胞が一つに融合し、
受精卵になる瞬間‼️
電磁の美しい波が走る❗️

そう。
いのちは、 
その電磁波の美しい漣の様な
波が、受精卵全体を覆い尽くす
その瞬間から始まっている!
(映像で写し出されたモノをこの目で見てから
そう思う様になった。)

『受精の瞬間』から始まっている生命。
人の目では、直に確認出来ない場所、
母胎の奥深くで。


日本のほぼど真ん中に
ひとりの産婦人科医が居た。
昭和の時代を生きた彼は、
「助産師は、巫女だ❣️」と云った。

日本だけではなく、
世界中で
赤ちゃんが生まれることを
神がかり的に考える時代があった。
ある時は神とされ、
「神の手をもつ神の使い」とされ、
あるときは、
魔女狩りの対象とされ、
火炙りの刑を受けたとか、、。

それほど、
出産の現場で起こる事。
赤ちゃんの誕生とは
神々しい出来事だった。

生きたままで、
母体から産まれでる赤ちゃんの姿は、
神の手を借りなくては叶えられないと
考えたられた歴史を持つ。

(今、現在もある意味では、、、
過去形には出来ない事として、
神がかり的な場面は存在する)

神秘の世界、神がかりの仕事、
『助産師は巫女だ』と云った
産婦人科医の言葉は、
助産師を賛美称賛したものだ。
産科医と助産師(産婆)は
ガッチリと組んでいたのだ。

私は、
助産師の旧呼称『産婆(サンバ)』なら、
『巫女』に匹敵する助産師が存在すると
実感している。

私も自称『現代版産婆』として、
助産師業を生業として来た。
無意識の内に
巫女に憧れていたのかも
知れない。

その後、
年号は、昭和、平成、令和と移り
僅か100年足らずの間に
助産師の果たすべき
生命誕生の瞬間の場での
役割バランスは、
大きく変わった。(と、私は、感じる)

コロナ禍で、
『百歳の人生』を終えた
大切な先輩助産師の口から
「家族から、
母の命が守ってもらえたら、
それで、
感謝された時代があった」と、
直に聞かさせてもらった。

西洋医学の研究が進み、
沢山の未知の命の不思議が究明され、
遂には、
身体を構成する細胞ひとつひとつに
仕組まれたDNA🧬全て発見され、
その構造が明らかにされた。

遺伝子由来の先天性の疾患が判読され、
赤ちゃんは、
胎内に居ながらにして健康診断を受け、
その結果、
病名が告知される様になった。

ただ、
それは、ほんの一部だけに限っての話。

未だに、
人間をはじめとする哺乳類、
いえ、全ての生き物の中で
連綿と受け継がれてきた
生命存続、生命の伝承、
いのちの繋がり、
その、
始まりは、未知なのだ。

宇宙に行くことを可能にしてきた人間。
宇宙な暮らす日がくるかも知れない現在でも。

人間(その他の生物にとっても)の場合
母胎内にあって、
『トツキトオカ(280日間)」と云う、
人間の妊娠期間、
外から胎内の疾患治療が
出来ることはまだまだ叶わない事だらけなのが
実際なのだ。

その実際とは。。。
『子宮』、一言で言えば、巾着袋型の筋肉袋。
女性という身体的特徴の象徴とも言える『生殖器』として、ほとんどの女性の体内に『生まれながらにして存在する臓器』で、大きさは、長径6〜7㌢、短径4〜5㌢の横紋筋のソフトテニスのゴムボールの空気入れの様な形状をしている。
(よもや、この小さな筋肉の袋が、受精の機会を経て、「妊娠し、赤ちゃんが誕生するに至る」頃には2000倍に膨れ上がるとは誰も想像できないレベルのサイズキャパを持つのには、『驚異としか言いようの無いスペシャブル臓器』としか考えられないのだ。

もう、
何十年と云う期間、
日本一の頭脳が集結する
国立大学の研究室の何処かで、
『胎内環境を創造する臓器』
即ち、『子宮』
たった4×7センチの筋肉製の小さな袋。
その人工的な完成体は、
日の目を見ていないらしい。

人の頭脳を結集し、
取り組まれてきた『人工子宮』の研究成果は、
未だに、成功したとの報告が、
聞こえない。

『子宮』と云う
『胎児が、一粒の受精卵から280日間をかけ37兆という細胞の結集体、赤ちゃんにまで生育させ得る臓器は、未だ創り出すことができずにいるのだ。』


そして、更に。その先にも。。。。続く。

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