🌼二度目にして納得出産🌼

お産を振り返って
(お産レビュー)
みました。


助産院に通うようになったのは、
1人目の子の時から。
おっぱいの出が
あまり良くなくて
そのケアを受けるために。

卒乳を機に、
助産院に出かけることは
随分、
ご無沙汰していたのですが。

2人目を妊娠し、
予定日まで
あと2週間ぐらいになった時、
突然。
私はすがるような気持ちになって、
助産院を訪ねたのです。

実は、
臨月に入った瞬間から
一回目のお産が
如何に
壮烈だったかと云うことが、
蘇ったのです。

お産の傷は、
とても深く
4度裂傷といって、
直腸まで損傷し、
直腸の粘膜を
縫合してもらっていたのです。

出産日が近づくにつれて、
「2人目で、
もし、
前回と同じような事に
なったらどうしよう❗️」と。

自分が
かなりナーバスになっていることに
切羽詰まって
ヤット気づき、
脳裏に
助産院のことを思い出し。　
私の顔が浮かんだのだそうです。

　　　　　　　　　居ても立っても居られず、
　　　　　　　　　連絡をした、と云うのが
　　　　　　　　　　　　彼女が、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　再度助産院を訪ねることにした
　　　　　　　　　　　　　　　経緯でした。

その時に
相談した内容を
まとめたメモが残っていたものを
彼女は、
抜粋して紹介してくれました。


①また同じように
切れたらどうしよう？
②前回の出産で、
予定日が遅れて使った
陣痛促進剤への不安　
③赤ちゃんの頭が大きく、
　　　　　　　　なかなか出てこなかったため行った吸引分娩への不安
④前回の出産では他人任せで、
自分で何とかするんだ！という
気持ちが薄かったことから、
出産への向き合い方を知りたい

私が出来るアドバイスは、シンプルです。
「歩くこと！！」
そして
自分の描くお産をイメージする事
「バースプランとして考えること！」

歩くと、
お腹の赤ちゃんが、
自身の重さも手伝って
徐々に、降りてきて
陣痛につながることが多い。
すると、
促進剤を使うことを避けられるかもしれない。
それに、
歩けば歩くほど、
体力がつく。
出産にはとにかく体力が必要です。

次の日から、
早速行動を開始。
上の子どもをお母さんに
お願いし行けそうな時は
とにかく1〜2時間は歩くことに。
また、
助産院に行くときは、
家から片道5㎞の距離を、
途中休憩を挟みながら
1時間半ぐらいかけて歩き、
出産に至るまでに
即ち、
陣痛開始の日迄、
3回ぐらい通えたのでした。

そうこうしていると、
出産前は
お腹の赤ちゃんが
大きくなり体重が増えるのが
一般的だ感じでいたのに
体重が減り、
太ももや二の腕が
締まってきたのが分かりました。
その締まり方は、
病院の先生や主人にも明らかで
驚かれたとの事。

また、
確実に体力がついていることを
感じました。

次に、
「バースプランを考える」。
子育てや家事の
空いている時間を使って、
自分自身の性格、
出産において不安なこと、
どんなお産がしたいのか…
様々なことを考え、
以下のように
まとめてみることができたのです。

「私の描く、希望のお産」
◎安産で、
前回のように肛門への裂傷が
及ぶことなく出産したい。
◎陣痛促進剤は
最終手段として、
できるだけ自然に、
リラックスして出産に臨みたい。
◎見た目には
落ち着いて見えるけど、
不安や恐れを抱きやすい性格なので、
出産時は経過を
教えてもらいながら
頑張りたい。

自分の気持ちや
考えを周りに伝えることが
苦手なところがあり、
このバースプランを
病院の先生に見せることは
正直抵抗がありました。
でも、
だからこそ出産前に
伝えておくことが必要だと思い、
紙に書いて渡し、
相談しながら出産準備を
進めていきました。

今から考えると、
バースプランを考えることで
自分と向き合い、
それを病院に伝えたことで
私と赤ちゃんの、
私と赤ちゃんによる、
私と赤ちゃんのための
出産が始まった❗️
ようでした。

そんな中、
妊婦健診で赤ちゃんの頭位が
大きくなってきており、
前回のように切れてしまわないようにと
即日
入院、
子宮口に
バルーンを入れて開きやすくし、
翌日促進剤を使って
出産することになりました。
(バルーンとは、子宮口を開く医療アイテム)

診察室を出た後、
促進剤を使うことになってしまったこと、
頭が大きく、
また
切れてしまうかもしれない
という恐怖、
さまざまな気持ちが入り混じり、
涙が止まらなくなって
しまったとのこもでした。

入院準備のために
自宅へ帰る前、助産院へ泣きながら
車を走らせてきてくださいました。

エコーから、察するところ
「その推定頭囲：32㎝
ならば産めるはず」と
具体的な話をさせて頂いた時、
心の中に覚悟が芽生えたとのこと。

そして…
結果は安産でした。
もう、
これ以上ないという
理想的な。

後から
聞いた事としては、
バルーンの効果だけで、
促進剤を使うことなく、
陣痛が始まったのです。

その後、
予め、練習していた呼吸法を使い、
落ち着いて臨めたとのこと。
イメージで言うと、
出産の痛みが
自分の手中にある、
自分と痛みを
しっかりと
コントロールしている
自分と向き合えたと云う
感じだったと。

出産後ノートに
書いた感想は、
「分からないことは不安要素にならないよう」どんどん質問した。
腰が痛い時などは、
「分娩台の高さを変えてほしい…」などと、
希望も伝えるようにした。
赤ちゃんの状況も
確認しながら進めることができた。
赤ちゃんと一緒にがんばれた感覚、
それを周りにサポートしてもらう感覚を
味わうことができた。
これ以上ないお産。
本当にありがとう。
支えてくれた
お母さん、ご主人、小さなお兄ちゃん
病院の方々には心から感謝。
悩み、考えるきっかけをつくり、
その力を全て使って
生まれてきてくれた赤ちゃんにも
ありがとう❣️

1人目の出産から、
2人目の出産を通して、
私は主体的に考えて動くことの
大切さを学んだと思っています。
との、覚悟を決めた自分を
成長できた事を
自覚のこもった俯瞰視できた事❣️

私を成長させてくれた2人の子どもには
本当に感謝しています。
そして、
その後の子育ての大変さは
想像以上ですが、
出産の時と同じように
今も子どもが
私を育ててくれていると
思っています、と。

そして、
私にも
感謝の言葉を
かけてくださいました。
本当によかった。

貴女の様な覚悟を
決められる女性に出会えたことに
私も感謝です。
こちらこそ、
ありがとうございました。

　　　　赤ちゃん通訳助産師　ひろっぺ
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