春に向けて始動!プレゼンに初挑戦❣️
助産師を四〇年以上やってきて、
今日、
『初プレゼン』を
経験しました。
中学校の校長先生に
性教育の必要性を
熱く熱く語りました。
🌼助産師ならではの性教育。
いのちの誕生に立ち合う仕事。
生命誕生に直接関わるからこそ、
どうしても伝えたい❣️
生命の逞しさ、
生命の脆さ、
命の尊さ、
いのちのか弱さ。
🌼伝えたいのは、『生命の重さ』❣️
たった一粒の受精卵の
トツキトオカに及ぶ
生命誕生までのプロセス。
🌸『いのちの旅』🌸
誰も知らない、誰も気づかない
母の子宮と奥深いところで
息づき始めるいのち。
最初のひとつ月は、
生命の灯火は、
いつ消え果てても、
誰も助けようもない。
受精卵のプログラムには、
一瞬の隙もなく、
瞬時瞬時に秒読みの様に
胎児の成長過程が設定されている。
🌼受精後のプログラムとは🌼
妊娠4週と4日目だから
約四億年前の古生代の生きもの姿
妊娠5週なので
二億年の中生代三畳紀の生き物様
妊娠5週と1日目には、
一億五千万年の中生代ジュラ紀の姿
更に、
妊娠5週と3日目には、
五千万年新生代第三期の顔貌。
と、云う姿を現している。
(故三木成夫氏『内蔵とこころ』より)
このプログラムの話をする中で、
生命の計り知れない魅力を語りたい。
こんな素晴らしい生命の伝承を伝える使命を
託された女性の心と身体に思わず感謝合掌。
トツキトオカの時間の過ごし方を妊娠女性の
傍にいつも付き添い、寄り添い、勇気づける。
お産の気配が始まると、、、。
妊婦だった女性は、
あっという間に
大いなる変身を遂げ
産婦になる。
そして、
誕生の瞬間を、
今か今かと待ち構える
お産に臨む女性を支えた人たちの中で
あくまでも、
冷静に深く呼吸に合わせて
進んでくる胎児の生まれ方を見極める助産師。
時代がこれほど急激に変革を遂げても
今尚、そして、今後とも
変わる気配をみせない
『お産の在り方』
やはり、
私には
助産師と云う呼び名よりも
『現代版の産婆』が、
ピッタリとくる。
そして、
いく時間もの時が流れて
いよいよ
誕生の時、生死を分ける崖っぷちを
難なくこなした様な不思議な微笑みで
産ぶ声と共にこの世に登場する
新生児に拍手喝采❗️を
したいところをじっと我慢して、
そっと、
歓喜に流され過ぎず
感激の涙をこらえ
見護る出産介助人=助産師❣️
この出産の介助を見守る事を経験すると
多分、誰もが、きっと感じることが、
助産師の考える性教育なのだと思う。
生命の在り方、
生命の尊さが、
いかほどのものなのかを
思わずにはいられないのだと云う。
生命感、死生観、
人生への期待感。
こんな助産師ならではの、
性教育の必要性を
熱く熱く語ってしまった❣️
いのちの誕生から引き続く、
性教育は、
乳幼児期の、学童期の、青年期のと順次
展開していく性教育。
特に、
思春期の性教育の大切さは、
格別の想いで、語りたい❣️
何故なら。
思春期こそ、
生命の誕生に関わる
第二次成長の開花する貴重な時期。
女の子が女性に、男の子が男性にと
ホルモンバランスを活発に働かせる機能を
発揮できる様になる時期。
セクシャリティ、セックスなどの専門的な用語についても理解を深める時期になる。
その後の人生を人として、
生殖としてと云う狭い考え方だけではなく。
どう選択するのかを真剣に考える時期だから。
生が性になる。
生命が、
生きることの『生』から、
脱皮して、
りっしん弁の付いた
次の世代を繋ぐ『性』へと発展させる。
正に、
思春期に至ることで、
人間らしくヒトとしての
生き方を選択できる様になるのです。
私の初の性教育のプレゼン。
助産師としてのこだわりにあふれた説明。
プレゼンの機会を頂けて感謝しています。
そして、どうぞ。
🌼プレゼンが校長先生に心に届きます様に❣️