日常

幼い頃の記憶から小学生高学年までの記憶は、いつも両親が怒鳴り合い、父が母を酔っ払い殴ったりしている記憶だ。
「やってやる!お前に火をつけて殺してやる!」母が怒鳴り合い父に掴みかかり父は母を殴る。
子供が見ていても近くにいても関係なしに喧嘩をする。正直、正気の沙汰ではない。それでも、母は必死に日常の疲れやストレスを怒りで父に伝えるが全く意味がないのは明白だ。
喧嘩が絶えなく「やめて喧嘩しないでうるさい」と子供達から止められてもお構いなしに喧嘩をする。それでも、離婚しない母は依存していて、母親ではなく、女でいたかったのだろう。私が小学校高学年まで結婚生活を続け、薬を大量に妹たちの前で飲み、そこから離婚。
妹は、祖母や兄妹に「お前がいなくなれ」となぜか責められて、思春期になると男と別れるたびにODを繰り返し、彼女も苦しんでいた。
なぜ、産んだ大人ではなく、子供が苦しまなきゃ行けないのか。子供が責められなきゃいけないのか全く理解できない。
そんな父も2年前にアルコール依存症で亡くなり、私は心底父が亡くなったのが嬉しかった。

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