LINEスタンプ作ってみた。#備忘録編
創作LINEスタンプ販売中
皆さんこんにちは。デザイン専門学校で日々成長中のパスタです!🍝
なんと先日、私の創作LINEスタンプ第2弾が発売されました!
第2弾ということは第1弾もあるんだ。と思われたそこのあなた!
もちろん、あります。
今回は、私が実際にLINEスタンプを販売してみてして気づいた、制作における備忘録と、それを活かして制作した第2弾の成長記録を、書いていこうと思います。
自分のキャラクターのスタンプ、ほしくない?
今この記事を読んでいる方はもしかして「自作LINEスタンプを作ってみたい」と思っているのではないでしょうか?
大丈夫!作っちゃお!!
私も初めは不安でしたが、思っていたよりあっさり販売開始することができました。
私には元々、一人でやっている「バディ!!」という創作オリジナルストーリーがあります。
私が作ったのは、この「バディ!!」のLINEスタンプ。
第1弾を制作したのは今年の9月で、同月に行われた学祭に合わせて販売を開始しました。
きっかけは、好きなイラストレーターさんが自作LINEスタンプ作りました!とポスト(ツイート)していたのを見て、私も自分のキャラのスタンプほしい!と思ったことからです。
この時の私は、とりあえずイラスト描いて文字入れて販売すりゃあいいんだろ!くらいの、とーーっても甘い考えでした。
いいんです。作りたい!と思った時はこのくらいで。絶対最後はなんとかなります!
でもこんな感じだった私はちょっとした苦労を知ることになるのでした……。
どうかこの記事が、これからLINEスタンプを作る人の手助けになりますように。
そして君もオリジナルのLINEスタンプを作ろう!!
LINEスタンプ制作してみた
第1弾は、完全に独学での制作になりました。
周りで作ったことがある人もいなかったので、まずはネットで情報収集をしました。
個数は8の倍数。
画像サイズは最大、横370px × 縦320px。
販売するにはクリエイターズマーケットへの登録が必要。
などなど。
LINEスタンプといえばミニキャラのイメージがあったので、ミニキャラを多めに作り、4個だけリアル等身にし、全部で16個作りました。
イラストもそろったし、クリエイターズマーケットにも登録したし、新規登録してみますかっと……
ここで私がぶつかったのが、メイン画像とタブ画像のサイズです。
スタンプサイズは、横370px × 縦320px以内であればどのサイズでも登録することができます。
しかし、メイン画像は横240px × 縦240px、タブ画像は横96px × 縦74pxぴったりでなければアップロードできないのです……!
この罠に気づけず30分ネットの海をさまよった私のようにならないよう、メイン画像とタブ画像のサイズにはお気をつけて……。
メイン画像とタブ画像は、スタンプの中身を表していれば、スタンプ画像とは別でもOK!
わかりやすさが大事です。
さぁついに申請だ!
問題が無ければ約1日~2日ほどで承認が下ります。
販売開始だ!!
しかし、実は私、とんでもないミスを犯していたのです……。
画像サイズに気をつけろ!!
1日後承認のメッセージが届き、ついにスタンプを販売開始しました。
現在のLINEスタンプは、自作のものであっても、購入しなければ使用することができません。(←これも罠)
早速購入して使って見ると……
なんか、小さい……!!??
この時私は、イラストを用意するのに、はじめ大きな画像サイズで描いて、後からサイズを変更するという手法をとっていたのですが、そのサイズ変更をミスっていたようなのです……!
スタンプサイズは、横370px × 縦320px以内であればどのサイズでも登録することができるという仕様が、最大の罠だったのです……!!!!!
このまま販売しても良かったのですが、悩んだ結果、再申請をすることにしました!
そして再申請の結果、名前の後ろに【修正版】が付くこととなったのです……😞
再申請自体は初めの申請よりも対応が早く、半日ほどで承認が下りました。
同じ画像で再申請をする場合、スタンプの説明ではなく名前の中に【修正版】【強化版】【再申請版】とつけるのが良いようです。
私は、一度【強化版】で申請しましたが、却下されて戻ってきたので泣く泣く【修正版】として再承認されました。
承認後のスタンプ名の変更は不可能(更に再申請が必要)なので、このままの販売となりました。
再申請の際に、ライセンス承認の一番最後にある「その他・補足事項」の欄に理由を明記しておくと通りやすいかもしれません。
こうしてついに販売されたバディ!!スタンプ第1弾!
ついにオリジナルのLINEスタンプが使えるぞ~い!!
ちなみに、ちっちゃい方のスタンプは販売停止にしたので、私しか使えない超レアスタンプになっています。
自作LINEスタンプ使ってみた
自創作LINEスタンプ、使ってみた感想は……
最高~~~~~~~~!!!!!!!!!
大好きな自分のキャラクターたちがLINEスタンプに……!?
購入してくれた友達が送りつけてくれるのも最高……。
作ろうか悩んでる人、自分のオリジナルのキャラクターがいる人、ぜっっっっっったい作った方がいいぞ……!!!!!
写真からでも作れるので、大好きなペットを飼っている人にもおススメです。
キャラクターが増えたらまた作るぞ~~~~!
しかし実際、自分でスタンプを使用してみて、画像サイズ以外にもかなり多くの反省点に気づくことができました。
制作における注意点
切れる部分の処理
まず気づいたのが、切れる部分の処理です。
ミニキャラは、全身を描いたり顔だけ描いたりすることで、画像の中で完結することができました。
しかし、リアル等身で上半身のみを描く場合、切れる部分に線画をつけず雑に切り取ってしまったため、見栄えが悪くなってしまいました。
この場合、下の画像のように最大サイズまで画像を拡大して切れる部分を見せない方が良かったなと思いました。
イラストがなるべく最大サイズに近い方が良いというのも大事です。
文字の線の太さ
また、リアル等身の方の文字の縁取りが細いと思いませんか?
これは、イラストの線画に合わせてペンサイズを使い分けた結果なのですが、LINEスタンプって実際に使って見ると思ったより小さくてびっくりするんですよね!
特に今回はフォントを使わず、文字自体を自分で描いているので、よりパっと見でメッセージがわかる工夫をするべきでした。
逆にミニキャラの方は線が太くてとてもわかりやすいです!
使いやすいメッセージ?
そして、なんといってもLINEスタンプに大事なのは「使いやすさ」です!
第1弾で私が選んだメッセージは、非常にキャラクターに寄ったものでした。制作している時は使えるだろうと思っていても、実際は使いづらい使いづらい……。
リアル等身のものは特に、キャラに寄った台詞で、使う機会がほぼありませんでした。
実際に作ったスタンプを分布図にしてみました。
こうしてみるとやはり右下に寄っているものが多く、使いづらいのがよくわかります。
使いやすさはカジュアルかフォーマルかというのも関係することがわかりました。
LINEスタンプに載せるメッセージは、コンセプトに合わせてこの分布図を参考にして考えるといいかもしれません!
逆に右下を目指した、友達にしか送れないようなウケ狙いに全振りしたスタンプも面白いですよね!
まとめ
今回独学でLINEスタンプを制作販売したことで、様々な発見をすることができました。
一番は、画像サイズは大事だぞということ。
多分これは今後、デザインを学んでいく上でもとっても重要なことだと思われるので、ここで学べて良かった……!
ということで今回は第1弾制作の備忘録でした!
次回の記事では、この第1弾を活かして制作した、第2弾の成長記録を書いていきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
😊🍝💕